2019年12月29日日曜日

CB125Kフロントフォークオイルシール

CB125Kのフロントフォークオイルシールが抜けないと、ダンパーオイルとCリングを外した状態でお持込み。

今どきのフォークだったらボトムケースからダンパーロッドを留めるボルトを外すと取れるはずだけどと底を見るとなめた+ネジが見えます。
オーナーさん曰くこのネジの部品設定無いんです・・・・

確かにCMSのパーツリストの部品表で構造を見ると部品設定は有りませんし、ダンパーロッドらしき構成物も無し・・・・

Cリング(15)で留めているオイルシール(16)にインナーチューブに留まっているカラー(17)が当たって抜けなくなる構造の様ですので、Cリングが外れていればインナーチューブを引っ張ってオイルシールが抜ける構造に見えます。
そこでおっかなびっくりインナーチューブを万力で固定して、ボトムケースを引っ張ったり木で叩いたりしてもびくともせず・・・思った構造と異なると怖いので手加減せざるを得ません。

治具を作ろうかとも思いましたが、ドレインボルトにコンプレッサーからの圧搾空気投入・・・・

しばらくするとボムという音と共にボトムケースが脛めがけて飛んでオイルシールが外れました・・・・

おかげさまで脛に痣が・・・・
もう一方も今度は飛ばない様に気を付けて外して終了。
因みにボトムケース底のネジはフォークのダンパー構造物を留めている物でした。これを外したら工場設備の治具で無いと再び取り付けるのは大変だったでしょうでね。


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