2022年12月30日金曜日

Z360ハブベアリング交換

 先日の富士サンロクの行帰りでゴロゴロいい始めたZですが、やはりハブベアリングがご臨終でした。


年内に頼まれていた仕事も片付いて、自分のZとCBの作業開始。両車でハブ祭りです!!CBの内容は別途・・・・


前回Zのハブ交換した時期を調べると、たった1.5年前だと発覚。Sタイヤでジムカーナと峠遊びの弊害ですわ。しかし寿命が短い!!
前回は前輪だけだったので、今回は前後輪交換しておきます。

リアのベアリングはこれ。内側のシールは外して片シールにしておきます。ダストシールは代替品が無いので再利用。


フロントのベアリングはこれ。こちらもオイルシールとOリングは代替品は無いので再利用。


かろうじて年内着地して試走完了。異音は無くなりました。


今年の作業は終了です。皆さん良いお年を。


ポケバイ修理

 その昔Horex持ってたというご近所の80歳代の方からヤマハのこんなの入手したんだけど治せるかなぁ・・・・っと


うーんヤマハじゃなくてロゴが付いてるだけですよぉ。中華だと思います。これはお孫さんかひ孫さんにでも乗せるんですか?と聞いたら、いやいやたまにエンジン駆けて楽しむんだとの事。
何処が壊れてるからわからないし部品の入手方法もわからないので調べてみますとお預かり。

まず、プルスターターを引くとコンプレッションは有ります。まずはプラグに火が飛ぶのかな・・・っと見てみると火が飛びませんですねぇ。プラグコードを手繰ってゆくとイグニッションコイル一体のイグナイターユニットから生えています。


まずはこれを交換しなきゃ火が飛びそうにないので部品を探します。ググってみるとAliExpressで同じような形状のユニットを格安で発見。AliExpressを使うの初めてなのでアカウント作成し発注!!
12/4に発注して12/11到着と思ったより早く到着。大陸から来るあのグレーの袋に緩衝材無しで到着。うーんギボシ端子が潰れてますねぇ。ま、車に付いているハーネス使えばいいか。


そして交換してみると火が飛ぶようになりました。が、エンジン始動せず。ガソリンがキャブに来てるのも確認しましたがちゃんと来てます。ううむキャブ分解清掃かなぁ。パッキン等入手できるのかしらんと検索してるとエンジンそのものが15,000円程度で入手できることが判りました。工賃かけるより交換した方が安いですね。オーナーさんに確認します。

ところが年末に息子さんが来られてこんなもの直しても乗れないのだからと、大反対されてしまったとの事で修理は中止。残念。

また昔話聞かせてください。

2022年12月22日木曜日

猫の出入口

 連休等で猫たちをFactoryから家の連れて帰るのですが、居間の出入り口のドアをスリッパなどで隙間を開けて猫が出入りできるようにしていました。しかし冷暖房時には隙間風で効率が悪く、この対策のため出入り口を作りました。

網戸用犬猫出入り口という商品を見つけて購入。


我が家の居間のドアは丁度4枚のガラスが嵌めてあります。


このガラスを一枚外して、先ほどの出入り口を付ける作戦です。
早速アダプターの絵をかいてやまが商店さんに作って頂きました。


そして取り付け。


ガタガタやかましいですが完成。さて、ちょっと高さが有るので猫は通るでしょうか・・・・?
年末に連れて帰る予定です。

2022年12月19日月曜日

W1 整備続き

 先日納車したW1SAですが、キックギアがたまに噛んでしまうのとクラッチが重いのを直してほしいとのご要望。

ミッションケース開けるとキックギアが2山も削れています。3山めはギアの噛み込み用に薄く削ってあるので、前に整備した人も苦労してたのが伺い知れます。


これがキックギアが噛む原因ですね。オーナーに見せると程度の良いキックギアセット、ついでにクラッチフェーシング、クラッチスプリング一式も入手されてきて、これらを交換することに成りました。


組む時はやまが商店謹製プレートで調整。


クラッチとスプリングは新旧比較するとこんな感じでした。



組む時にパーツリスト確認するとクラッチのプッシュロッドには#6の1/4スチールボール二個入っています。外したパーツに無かったので、これを組み込んでなかったため重かったのかと入手してプッシュロッド間に組みますが、クラッチ重いのは相変わらず。クラッチスプリングの締め付け弱くしても変わらず・・・・・・


W1識者に聞くとばらした時はスチールボールは一個だったとの事で、これを抜くために再度ミッションのケースを開けてみると・・・・・・・これに気が付きました。


クラッチアジャストボルトの先に圧入されているはずのスチールボールが有りません。本来スチールボールの一個はクラッチアジャストボルトの先に圧入されていて、そのため部品表に二個という表現に成ってるのでしょうか?
アジャストボルトにはスチールボルトをセットして広がってしまっている圧入周りをカシメます。


これで組み上げて完成。エンジン掛けてクラッチ周りにオイルが周ったら更に軽くなりました。

2022年12月16日金曜日

HS1 整備

HS1がエンジンが掛からなくなったのでと入庫。

しばらく手が空かなかったので作業できずガレージに置いてると、オイルタンク周辺からオイル漏れ。とりあえずタンクのオイルを抜いておくと、今度はマフラー周辺からだらだらとオイルが漏れてきます。さらにガレージ内にガソリン臭が。
置いてある全ての車、バイクのキャブレターフロート部を触ってもどれも漏れてないのですが、HS1から漏れたオイルを嗅ぐとガソリン臭が・・・・

そこで推測。キャブのドレインが塞がって、かつフロートバルブが開きっぱなしになってガソリンがクランクケース内に周って溜まってるんじゃないかと。そこでキックして、更にマフラーにそれが出て漏れてるんじゃないか??

とりあえずキャブを外しピストンを吸気状態にして、ポートからホース入れて注射器で吸ってみると・・・・・・


各ポートから注射器三本分(おおよそ75cc)出てきました!!ビンゴです。
キャブをバラシてドレイン穴を確認すると詰まってます。こいつですね。
キャブは煮ます!!


そして組み立てますが、フロートをいくら調整してもオーバーフローが止まりません。いろいろHS1のフロートの画像を検索しますが、どうも付いているフロートは別物ではという疑惑が湧いてきました。オーナーに聞くとチャッピーのフロートを流用したとの事でした・・・・・
CMSに在庫が有ったので取り寄せてみたので比較。左がHS1。根元がだいぶ違います。


これを組み込んでフロートレベル調整・・・・・最近ヤマハから供給されるキャブパッキンは紙製で少しでもフロートレベルが高いと、合間から滲んでくるので大変です。


完成です!!
他の作業も有って大変お待たせしました!!

2022年12月15日木曜日

営業部長と営業副部長就任4年とDB8忘備録

 営業部長と営業副部長であるジャックとふう。Factoryに来てまる4年経ちました。



今でも子供っぽいですが、4年前・・・この時は環境が変わってまだちょっと緊張してます。


投稿ついでにDB6忘備録。 エアクリーナー交換しました。先日の茂木往復で高燃費でしたが、普段の近所乗りで燃費が悪いので、少しでも改善しないかなと・・・・・




2022年12月4日日曜日

CBのマキシムワークスキャリパー固着

 紐解くと5月に乗ったのが最後だったCBですが、久しぶりに引っ張り出そうとするとキャリパーが固着気味で一苦労です。キャリパーをオーバーホールします。

さて、キャリパー取り外そうとしますが、ただでさえキャリパーとフェンダーステー、ホイールと知恵の輪組み立ての所にローターと固着しているもんだから大変です。結局タイヤの空気は抜くはブレーキローター外すわでやっとこそこの状態。今思うと液は漏れるけどキャリパー左右分割して外せば良かった・・・・・

この後、ローターを引きずり出してキャリパー単体にしますが、エアではピストンとパッドが抜けません。再度ホース配管して油圧で取り外し・・・


中性洗剤投入した水で煮ます。


外したパットを見ると摺動面が広がってます。


これがキャリパーボディーに引っ掛かって取れなかった様です。対策としてグラインダーでテーパー仕上げ。


以前オーバーホールした時にメーカーのマキシムワークスからピストンとパットを譲っていただきましたがシールはどこかの純正部品を流用したはずとの事でしたので、今回は合うものを探してみます。

内径φ38のシールで検索するとブレンボのシールが出てきます。が、当時ブレンボ等外国製の部品を流用したとは思えません。更に調査するとCB400NホークⅡのシールが内径φ38という事が判明したので入手してみます。部番的には1974年のGL1000から使われている番号で時代考証的に合ってそうです。
で、組んでみるとピッタリ♪


このキャリパーは何度もオーバーホールしてるのですが、今回とうとう貼ってあったステッカーが剥がれてしまいました。


ダメもとでメーカーに連絡したところ、なんとまだ残ってるとの事で譲って頂きました♪一番右が剥がれたステッカーです。

組み立てて、新品シール貼って完成!!


今回はホイール外したついでに別作業が有るので、キャリパーオーバーホールでひと段落です。


2022年11月28日月曜日

Honda Racing THANKS DAY 2022

 

11月27日は Honda Racing THANKS DAY 2022にDB8で行ってきました。

以前はディーラー(1999年にDB8買って以降車は購入してませんが・・・)からチケット貰えたのですが、今回ディーラーにチケットが回ってこなかったそうです。このため動きが遅く、チケット購入時に気が付いた「Type R Happy 30th Birthdayオーナーズパレード」のチケットは既に売り切れ。残念!

行きは6時前に出発して、中央高速稲城ICから首都高C2経由常磐高速水戸北スマートIC経由で約3時間で到着。

先ずは国宝宝物殿のホンダコレクションホール見学。



ブラバムホンダのトレーナー着てたので記念撮影・・・・

一角では「TYPE R」30周年企画の展示も。



あれ?パネルにDB8の記載すらない。ホンダに忘れ去られたTypeRなのか??

次にグランドスタンドに移動。参加できなかったType R Happy 30th Birthdayオーナーズパレード見学しますが、此処にもDB8が居ない気がする・・・・・後で良ーく見たらこの一台のみ参加と寂しい限り・・・・


此処でしばらく見ていましたが、2&4 Performanceをよく見るために最終コーナー脇に移動。#93 RC213V、#30 RC213V、#11 RB16B(ありがとう号)、#10 AT01が走っているのを見学。今のF1は静かですね。NAエンジンのMotoGPの方がうるさいですわ。



まだイベントは残ってますが、帰りの渋滞を考えて15時過ぎにもてぎを後にしました。当初から帰りの常磐道渋滞が予想されたので、北関東道の真岡ICへ向かいます。IC近辺で渋滞情報を見ると東北道も混み始めています。そこでR4バイパスで圏央道五霞ICに向かってみました。このR4バイパス・・・たまに信号は有りますが、快適です♪途中で食事していた時間を除くと約4時間で帰宅。久しぶりの高燃費13.6km/L達成!

久しぶりのもてぎでしたが、楽しかった♪


2022年11月18日金曜日

EdgeTech+ 2022見学

 パシフィコ横浜で開催されたEdgeTech+ 2022の見学に行ってきました。

電気設計の情報収集というのは建前で、業界の人達に会いに行ったというのが本音ですかね。
展示会で一番目を引いたのはチップミュージアム -mini-。展示してたのは秀関快郎氏(しゅうせきかいろう)・・・ハンドルネームですね。文書を読むとほぼ同じ年じゃないかと推測されます。一生懸命使い方を勉強したCPUや仕事で使ったCPU等が展示されてました。写真は一部。










TLCS12Aはうちにもマニュアルが残ってるなぁ。12bitCPUですがアーキテクチャーが16bitの当時ミニコンに近くて綺麗な命令形でしたっけ。

展示会もはけて落ち合った知人たちと一献。飲み屋へ行く途中のクイーンズスクエア横浜のクリスマスツリー・・・・もう25年も経ったんですね。