2022年12月16日金曜日

HS1 整備

HS1がエンジンが掛からなくなったのでと入庫。

しばらく手が空かなかったので作業できずガレージに置いてると、オイルタンク周辺からオイル漏れ。とりあえずタンクのオイルを抜いておくと、今度はマフラー周辺からだらだらとオイルが漏れてきます。さらにガレージ内にガソリン臭が。
置いてある全ての車、バイクのキャブレターフロート部を触ってもどれも漏れてないのですが、HS1から漏れたオイルを嗅ぐとガソリン臭が・・・・

そこで推測。キャブのドレインが塞がって、かつフロートバルブが開きっぱなしになってガソリンがクランクケース内に周って溜まってるんじゃないかと。そこでキックして、更にマフラーにそれが出て漏れてるんじゃないか??

とりあえずキャブを外しピストンを吸気状態にして、ポートからホース入れて注射器で吸ってみると・・・・・・


各ポートから注射器三本分(おおよそ75cc)出てきました!!ビンゴです。
キャブをバラシてドレイン穴を確認すると詰まってます。こいつですね。
キャブは煮ます!!


そして組み立てますが、フロートをいくら調整してもオーバーフローが止まりません。いろいろHS1のフロートの画像を検索しますが、どうも付いているフロートは別物ではという疑惑が湧いてきました。オーナーに聞くとチャッピーのフロートを流用したとの事でした・・・・・
CMSに在庫が有ったので取り寄せてみたので比較。左がHS1。根元がだいぶ違います。


これを組み込んでフロートレベル調整・・・・・最近ヤマハから供給されるキャブパッキンは紙製で少しでもフロートレベルが高いと、合間から滲んでくるので大変です。


完成です!!
他の作業も有って大変お待たせしました!!

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