2019年7月28日日曜日

電動ファンステー作成1

Zはエンジン後ろのファンを電動化していましたが、とりあえず作ったステーをずっと使っていました。今回エンジンも綺麗に成ったので、ここも新規に作ることにしました。
今までのファンとステー、テフロン製のシュラウド。ステーが一本写真に入ってません。ファンはFZR250用だったかな・・・・



今回はそこそこ堅牢な物を作ろうと、アルミで作ることを想定し、工作用紙を作って各部確認。プロト1

プロト2 アルミ板を曲げる労力を省くため、READ製のアルミケースを想定してラインナップの寸法で作ってみましたが、厚さが1.0tなので不安に成り不採用。

これらをベースに再度寸法を出して、在庫が有った2tのアルミ板を切り出します。

それを人力で曲げてここまで完成。1.5tの板買えば良かった・・・・

後はファン用の穴加工ととシュラウド作成です。

2019年7月22日月曜日

Zのタペット調整

ヘッドカバー閉める前にタペット調整しておきます。結局排気側のロックボルトを締めるために薄い10㎜のメガネレンチが必要でした。しかし、以前の様にタペット調整後ロックナットを締めてもタペットクリアランスが変化することは無く、調整が楽に成りました。

さて、ヘッドカバーで蓋をしようとすると・・・・ヘッドカバーに付いているブリーザーカバーが排気側のロックナットと干渉してしまいました。
ZのブリーザーカバーはNと違ってネジ留めです。そこを外して干渉部分を切削。カバーだけヘッドの乗せるとこんな感じでかわしてます。

再びヘッドカバーにブリーザーカバーを装着してこの問題解決。

穴が大きくなってブリーザーの抜けが良くなりすぎるかもしれません。


2019年7月21日日曜日

17"化完成

メッキしたスポークを17"リムに組みます。荒組みしてリアホイールを振れ取台にセットしようとしたときに問題発生。振れ取台に入りません。作ってもらったテーパーアダプタをセットすると幅が広すぎるのでした。また73sevenさんにお願いしてナット部分を薄く加工してもらって、なんとかセットして振れ取り完了。


今回はマイクロゲージのマグネットホルダーを付けられる金具を追加したので作業性も改善しました。

スポークが短いと作業をやり直しになるを心配し、若干長めにしたため内側がニップルぎりぎりまでスポークが出てしまいました。その為プラスドライバーでの作業が出来ずニップル回しでの作業に成りました。ちょっと大変。次に同じような作業の機会があったら躊躇せずに寸法通り切ることにします。

17"ホイールを買ったときに付いてきたタイヤも装着し、とりあえずの転がしタイヤとして使います。そして18"と比較。


そして車体に装着
18"
17"

フロントフェンダーの隙間が空いちゃいましたね。

2019年7月18日木曜日

CBR250Rを採用

Factoryのガレージとバックヤード間にはスイングドアが付いているんですが、猫を飼い始めてから、ドアを押して逃げない様にバックヤードからガレージ側に行くときは戸を引いて開くように、ガレージ側に物を置いて対策していました。

しかし猫もだんだん賢くなり、戸の隙間に爪をひっかけて脱走する事数回。外は車の通りも多いので、脱走しない様対策します。
脱走の機会を覗うジャック・・・・

そこで手に入れたのがCBR250Rのシフトペダル二個。そしてこんな金具達を作ります。ペダル以外はほぼジャンク箱から調達。

スイングドアは両方からロックを解除できるようにペダル二個をこの様にどちらからも同じ方向に動くように取り付け。

ひっかける部分を取り付けて・・・・

完成しました。
ガレージから

バックヤードから

ふふっこれでアルカトラズ並みの警備に成りましたよ!!


2019年7月15日月曜日

スポークメッキ!!

リアのスポークも切ってネジを転造しました。リアはネジ切って無い所からのネジ転造ですが、少しテーパーにしてやらないと最初の食い込みが入りませんでした。鉛筆削りみたいな工具無いんですかね。36本グラインダーで鉛筆削りが大変でした。

全部のスポーク加工が出来たので、スポークの半分を仮に置いて長さに問題ないか確認。
フロント

リア

問題ない事を確認。
さて、ネジを転造した所はおそらくメッキが剥がれてるのではないか。このまま組むと直ぐに錆びるんじゃと懸念・・・・
と言う訳で亜鉛メッキしてみます。
メッキ溶剤は塩素は9.5%の掃除用洗浄剤。これを5倍希釈。スポークをぶら下げ、更にスポークと通電して電圧をかける必要が有ります。銅製の棒状の物が欲しいな・・・・あっ、アース用杭が売ってるじゃないですか!!丁度電線も付いてるし♪

それを二本に切って箸の様に二本にし、スポーク36本を間に挟んで箸間をワイヤーでツイスト。スポーク玉すだれ完成!!

それを溶剤に投入し-電極接続、+電極には借用した亜鉛塊にワイヤーをからげた物を接続。亜鉛メッキは2V~6Vで行うらしいので、電源電圧は3Vで投入します。電流は1.2A程流れますが、32本のスポーク、それもネジ部分ですから表面積が広いのでだいぶ電流が流れます。


そして時々抜いてニップルが入るか確認しながら6時間・・・・


どうやら亜鉛が乗った様です。
そしてネジ部はワイヤブラシで、それ以外はボール盤で羽布研磨。右が研磨後です。

残りも研磨してリアのスポークのメッキ完成!!


カムカバー追加工とロッカーアームシャフトカラー作成

ロッカーアームシャフト加工したのに対応してカムカバーを加工しましたが、エンジンに組んで、カムを入れるとIn側は問題ありませんでしたが、
Ex側で問題発覚。カラー類をカムホルダー側の面が出ていない部分に合わせてカラー類をカットして準備して、
ボルトを入れようとすると工具が入らずボルトが締められません。

組んだカムホルダーを外さずに、厳重にマスキングしてリューターで加工することにしました。そしてレンチが入るように。さらにカラーもカットしなくて良い様にも加工。

さて、ロッカーアームシャフトの固定が出来るように成ったのですが、ロッカーアームの位置決めをスプリングで行っているとどうもフリクションが気に成ります。
もう気に成ったら止まりません。ロッカーアーム位置決めカラーを作りました。カラーだけ作ってもらって、タペット調整用の穴加工。そして仮組。

よし、良い感じです。カムホルダーを入れるときのロッカーアーム位置決めスプリングも無いので組む時が楽に成りました。
あとは本組みしてエンジンは完成の予定。
エンジン下して既に半年以上経過・・・・今回はチェーンテンショナーだけでなく、ロッカーシャフトも色々作業したので時間がかかっていますわ。

2019年7月9日火曜日

スポーク量産体制確立

前後72本のスポーク切断とネジ転造もしなくてはならないので、量産体制を整えます。
まずはスポークを切るボルトクリッパーの刃を新調。さらに長さを揃えて切れるように定規追加。

それを万力で銜えてスポーク切断。

スポーク転造器は電動ドライバーで駆動。転造器には給油たっぷり・・・

こんな感じです。

電動ドライバーのバッテリー二個では間に合わず、後半は手動に成りましたが、フロント分36本完成。

2019年7月8日月曜日

ベアリングプーラーの爪を研ぐ

CB/MB用の17”化はスポークのネジ転造も目途がついたので、使うハブのベアリングなど入れ替えておきましょうと作業開始。
RS125Rのフロントハブは良く出来ていて、カラーが落ちない様にCリングで留まっています。さすがレーサー。

またこのCリングが固くて難儀しましたが、これを外して、ベアリングをプーラーで抜こうとしますが、ベアリングで引っ掛かることは引っかかるのですが、プーラーをねじ込んでゆくとこの引っ掛かりが外れてしまいます。

プーラーの爪を見るとだいぶ鈍っています。だいぶ使ってましたからね。そこで爪のエッジを研いでみました。左が研いだ爪。右が鈍った爪。


良しこれで抜けるだろうと、再度チャレンジ・・・・しかし抜けません!!

次はコンロ作戦。

カセットコンロで温め、放射温度計で100℃位に成った所で再び研いだベアリングプーラー・・・
やっと外れました。

今度外す時のことを考えて、ディスタンスカラーの内径のC加工を大きくしておきます。