2019年5月10日金曜日

Zのロッカーアームシャフト改善

2015年にロッカーアームのロック方法変更して、ロッカーアームシャフト本体をカムカバーに作ったネジで固定していましたが、実はこれには欠点がありました。
シクネスゲージでタペットクリアランス確認して、その後作ったネジで固定するのですが、ロッカーアームシャフトが下に押されてシクネスゲージで狙ったクリアランスが狂ってしまうのでした。
そこで2015年当初に考えていたロッカーアームシャフトをCB250/350と同様引っ張って固定する方法に変更します。

ロッカーアームシャフトは焼きが入っていているので、超硬ドリルと超硬タップでM6のネジを切ります。

1本目は安いドリルとタップを使ったのですが、これが折れてタップは取り出すのに苦労しました。2本目からお高いドリルとタップを買って使ったところ、1本目の苦労は何なのと思うくらい楽に作業出来ましたわ。やっぱり高い物は違うんですね。



次にカムカバーの加工。ボルトでカムカバー内側に引くのですが、ここの面が出ていないのでフライスで加工します。

ロッカーアームをセットして・・・

してこんなカラーを入れて・・・

ワッシャ噛ませて強度区分10のロックボルトを締めると・・・完成です。

Ex側はフライスでは全部面が出せなかったので、カラーをC形状に加工して対応予定です。

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