CB450やCB350のレーサー達でカム軸受けをベアリング化してそこに直接給油してるのが有ります。CB達は唯一カムシャフトだけアルミで受けて他の回転部分はベアリングで受けてるのでここの潤滑の為ですね。これらはCappellini Motoの部品。CB450はこれ。
CB350はこれで、カムシャフト受けのニードルベアリングが見えます。
N360Eも同様にカムの軸受けだけアルミで受けてます。という訳でカム軸受けベアリング化とカム軸給油をまねします。
以前もニードルベアリング化しましたが、給油方法はノーマルの飛沫給油のままでした。カム側もベアリング内径に合せて削ってベアリングを入れてたので、その後カム軸受けが虫食い。後日そこをハードクロームかけてました。今回はベアリングの軸受けは加工しないようにし、強制給油にするので行けるとふんでます。
先ずポイント側のカムホルダーは点火系がクランク側に移動してあり、更にここがロールバーからリアエンドに繋がる補強パイプに干渉するため削って凹がありました。ここは他の不要部分を削り落とします。
負圧進角部分の出っ張りも取って、更に削って仮実装。
左側はタコメーター無しのカムホルダーが付いてるのでこれをベースにします。
ベアリングを色々探してみると内径24、外径32、奥行16 のNK24/16というローラーベアリングが有りました。これに合わせて内径を削ります。
仮組。くるくるくる・・・・
カムのサイドにはカムホルダーのガスケット分のシムが必要ですね。
オイル出口も準備します。カムチェンテンショナー上側のシリンダーオイル通路に穴を開け、オイル穴の付いた蓋をしてオイルを出します。
発注していた#4ホース、フィッティング類が届いたのでホースの引き回しを検討。ホースは以前オイルクーラーで使った#8に比べて柔らかいので引き回しは大丈夫そうです。
オイル注入部のブロックを作って仮組みしてみました。ブロック単体の写真は撮り忘れ。
バンジョーボルトはブレーキ用で穴径が小さいので広げます。ついでにオイル通路の細い所も一舐めして広げておきます。
カムから必要のないガバナー駆動部分を切り取ります。旋盤に咥えて薄刃のグラインダーで切りました。
新品アールアール製RSCレプリカハイカムを切るには勇気が要ります!!
仮り組みして回してみます。
問題なさそうですので削り出したオイル注入ブロックとオイル取り出し部をGM8300で固定。
シリンダー内を通っていたオイル通路にM10のタップ切ってイモネジ挿入。
オイルが溜まるのが嫌なので上下とも塞ぎました。
カムのベアリングが当たるところはやはり焼きが入ってないと厳しいとのご意見が有り、ベアリング用内輪を付けることにします。という訳で軸受け部の外径切削。
旋盤にカムが咥えられてるついでにラッピング。皮ベルトにコンパウンドで磨きます。
削った軸受けに内輪を左右に圧入。
後はホース作って・・・・完成です。