2023年11月27日月曜日

FCC TRAC用ベアリングホルダー完成

 ドライブシャフト周りの目途が付いたのでベアリングホルダーを作り直しました。

先ずはドライブシャフトのJF2のデフオイルシールは左右大きさが異なりますので両方入手。N360Eのデフオイルシールの様にシール性に回転方向が有るようなリップ形状ではないので小さい方(91202-R9N-013)を左右とも採用することにします。

ベアリングホルダーの左右方向の位置決めはN360Eのベアリング位置固定と同様リングを用いますが、N360E用の部品は欠品。しかし代替品見つけました。N360E用はt:2.0ですがt:1.0の物が有りました。


二枚重ねてアッパーケースとロアーケースに挟むといい感じです。


これらを使う前提で図面作ってホルダー作成。しかーし採寸ミスでリングの溝位置が違います。


溝を追加工。位置決めで買ったリングは輪が広がらず入らないので2つに分割して挿入。



完成しました。


一度車体に仮組し、サス動かしてドライブシャフトの長さ確認が必要ですな。

2023年11月19日日曜日

HM2等部品流用の机上調査忘備録

 TRX500のデフにN-Box JF2のリアドライブシャフトが小加工で入りました。FFベースの4WDのリアドライブシャフトは細いのですね。
そこでホンダの軽自動車でリア駆動ベースの4WD のフロントドライブシャフトも同様に細いのならそのハブにJF2のリアドライブシャフトが入るのではと調査。うちに有るバモスHM1の4WD仕様のHM2を調べてみます。

HM2のハブ周りの構成はこんな感じでFF車のハブとほぼ変わりありません。
補足として、HM2ハブのタイロッドエンド取り付け部がN360と同様前側に有る。タイロッドエンドのナットがM12だが、タイロッドエンドのロックナットがM14なのでZ360のラックにタイロッドエンドは組めそう。


HM2フロントは
ヤフオク出品の写真を見るとハブスプライン数23
ドライブシャフトのハブ側ナット:90305-692-010  (22mm)
ハブベアリング:VKBA 1377 (SKF)d in:38 mm out:72 mm W:40 mm

一方JF2リアは
ハブスプライン数22
ドライブシャフトのハブ側ナット:90305-TY1-003  (20MM)
ハブベアリング:VKBA 3915 (SKF) in:32 mm out:67 mm W:40 mm

因みにドライブシャフトCクリップ
HM2フロント:44319-SC2-003 セツトリング 24X1.6
JF2リア:44319-TY1-003 セツトリング 21X1.6

他のリア駆動ベースの4WDも調べましたが、どうもドライブシャフト周りはFF車の物の流用しているようです。しかし、ドライブシャフト-ハブベアリング間にカラーを入れてドラムをハブ形状まで削れば付くのでは??スプラインの位置要調査。

まさかのHM2ハブはFF流用?と調べたら部品番号異なりますね。トレールとキャスターの為に異なるのだと思います。絵は拾いもの。

JB1
51211-S2K-000
51216-S2K-000


HM2
51211-S3A-010
51216-S3A-010

と更に調査してるとゼストJE2のリアハブがFFディスク取り付け用のフロントハブと同じ様な形状。#45 42210-SYB-000


ドライブシャフトはJB2とインナーは同型番。アウター側はハブナットがなぜか割ピンと差異があり、ハブのスプラインも異なる。(30山)


ハブベアリングの型番異なりエンコーダー付き。しかしCクリップもJB2と共通なのでベアリングサイズは一緒??

補足
JF2のリアハブはハブとベアリング一体式。

以上フロント流用の検討。

以下リア流用検討。

ZE1のアルミフィンドラム流用するためにスピンドル検討。
GD1のスピンドルは別体式。これをリアアクスルに組めれば、同じくGD1のハブ・ベアリングが使え、これにアルミフィンドラムが取り付けられそう。

多分忘れると思うので忘備録。

2023年11月14日火曜日

Z360ストラットオーバーホール

 ジムカーナの前にハブベアリング交換したときに気が付いてたのですが、フロントストラットのバンプラバーが砕けてました。ジムカーナには間に合いそうもないので仕方なくそのまま。
これに手をかけることにします。

再びフロントの足回り分解です。

外したストラットはこんな状態。以前からオイル漏れも有ったので、そのオイルでバンプラバーが劣化したのですかね。すっかり姿がありません。また、Sタイヤで巻き上げた小石が油について汚いです。



ストラット分解します。紐解くと2016年にやってるので7年ぶりです。


オイル漏れの原因は多分リングナットのオイルシールですね。しかし前にも交換してるし・・・・それ以外は車高調ネジ溶接部のピンホール?リングナットのネジ部??
リングナットとオイルシールは以前トヨタから流用品が入手できたのですが、今はそれも入手できず。結局海外から入手。軽いのに送料高っ!!悔しいので多めに買っちゃいました。


そして交換。外したらリングナットとオイルシールの隙間に結構なゴミが入ってました。こいつらが悪さしてたのですかね。


リングナットにシールテープ巻いてみます。


密林で買ったバンプラバーは半分に切り、KYBのフォークオイル#30を200ml入れてストラットAssy完成。


車体に組み上げて終了。


2023年11月13日月曜日

2023 41th AHSM 鈴鹿サーキット走行会にエントリーしました

 大磯ジムカーナでクラス優勝した勢いでツインカムクラブ主催のホンダSを主にする鈴鹿サーキット走行会にエントリーしてしまいました。

鈴鹿サーキットを走るのは I hart HONDA 2010以来ですから13年ぶりですかね。
それまでに少しメンテナンスします。

2023年11月11日土曜日

GT750B5エンジン修理

 西湘バイパスを飛ばしてたらパワーが無くなったとGT750B5がやってきました。足回りがGSX?でキャスト化されてリアもディスクブレーキ化されたバイクです。この状態で買ったそうで改造内容詳細は不明です。




さて、圧縮測ってみると左シリンダーに圧力有りません。プラグ穴から内視鏡で見てみると・・・・・・なんじゃこりゃ??ピストンにクラック??


重い腰を上げてヘッドはぐると・・・・ピストン逝ってました。




ピストンピン外すのも一苦労。ピン穴が傷んでるので焼き付いてない方に治具を作って外します。なんとピン穴にもクラック入ってました!!



トレー箱いっぱいにエンジンパーツ持ち込まれましたが、残念ながらピストンはそのトレー箱入っておらず・・・・・社外0.5mmオーバーサイズピストンセットが入手できたのでこれに合わせてシリンダーをボーリング。


ボーリング屋に持ち込む際に灯油で洗って行ったのですが、再度洗浄。
泡に洗浄効果有るらしいのでバスポンプを若干浮かせて空気を含むようにしてみました。効果有ったかは判りません。


持ち込みされた部品トレーのガスケット類を活用しながら組み立て完了。あら、写真撮ってませんでしたわ。


冷却水入れてタンクの配管して始動を試みます・・・・・キック一発で始動。アイドリングが高いのはピストン傷んでる時の抵抗をカバーするため上げたのかな?
アイドリング調整後、右の排気管から煙が出てないのに気が付きました。プラグを外してもオイルっけ少なし・・・・
オイルポンプから右シリンダーの配管外してセル回してもオイル出ません。仕事が増えました。

取り付けたエアクリーナー外してオイルポンプ摘出。ポンプ全開にしてシャフト回すとポンプのすべての出口から一様にオイルが出てきます。次に注射器にオイルを入れてホースに繋がってる穴に注入。スムーズに出て来るように成ったので、再びポンプを組んでセルを回すと全てののマフラーから煙が出て来るようになりました。一件落着。(あらまた写真撮ってない・・・・)

点火時期調整して・・・・やはり左シリンダーがずれてました。


快調です。

切れてた車検も取って終了。

2023年11月10日金曜日

N360EにFCC TRAC計画に目途が♪

 FCC TRACにN360Eのリングギアが付きましたが、ケースへの取り付けとドライブシャフトをどうにかする必要が有ります。

先ずはケースの取り付けのベアリングホルダーを試作しました。FCC TRAC流用元のTRX500のドライブシャフトとオイルシール用に作ってます。



これはちょっと問題が有って作り直しですが、問題は直ぐに解決しそうです。次にドライブシャフト。以前ドライブシャフトを検討してますが、この時はドライブシャフト切り継ぎかなと思ってました。

別のアプローチをしようと、試しにデフ側のスプラインをJF2リアとTRX500を比較してみます。外径がJF1:20.7、TRX500:20.5。もしかしたらこの差ならJF1リアのドライブシャフトはTRX500のデフ(FCC TRAC)に入るのでは・・・・残念、入りません。スプラインの山の数と谷の寸法は同じです。ちょっと外周削れば行けるんじゃ??
更に前回ドライブシャフト検討した時にN360のインナーリテーナーがJF2にぴったり入る事は確認済み。再度試してみると・・・・上がZ360ノーマルドライブシャフト。下がJF2のインボードにZ360のローラー以後取り付けた物です。ローラーとインボードのガタは有りません。長さも・・・ほぼ一緒。デフにシャフトが入れば切り継ぎが必要ありません!!


では先ずは入手した時点で錆びてたJF2のデフ側スプラインを加工して評価します。
しかし旋盤はコレット式なのでドライブシャフト咥えられず。ではフライスと借りたインデックスで。ところがうちのフライスにインダックスでインボード咥えると・・・・・ヘッドを一番上にしても加工できませんねー。加工は回転砥石使います。


苦肉の策で、ヘッドとインデックスを30度傾がせて加工します。


加工後、デフに刺すと・・・・ピッタリ入ります。


では錆びてない使えるインボードを二個加工します。


よしっ、後はJF2のオイルシール径でベアリングホルダーを作りなおせばLSD化完成かも!!

2023年11月2日木曜日

テイストオブラーメンツーリング

 前回に引き続き二種原付ツーリング開催されました。
何時ものレトロ自動販売機で12時に待ち合わせ。今回は出先でカップラーメンを食べる趣向です。

今回の参加者はTL50改、おかもち付きYB1、土に還りそうだったのを起こしたフォーゲル、時間間違えて遅れてきたAS1とうちのXE50改RS100D。

出先の何処でお湯沸かすか・・・・宮ケ瀬の駐車場じゃ火を使うと怒られそうだし・・・・結局前々回も行った相模川河川敷猿ヶ島に決定。


ジムカーナの商品だったカップ麺をみんなで食したころシルクロードでNさん登場。さて、みんなで宮ケ瀬まで行こうかと出かけてすぐにYB1のクラッチトラブル。ワイヤじゃ無さそうだ等みんなでごちょごちょ・・・


結局左クランクケースカバー内のクラッチレバーが曲がってワイヤーの駒が外れてました。ヤマハ小排気量のスペシャリストのKさんが応急処理。

一名トラックを取りに帰ったことも有り、今回は此処で解散。
順調に行きませんなー。