2021年7月31日土曜日

プロジェクトは細々と続いています

 なんとなく久しぶりにCB/MBを引っ張り出して、バッテリー直結で始動してみました。

配線、配管と細かい作業すれば動くんですけどね。とりあえず暑さを吹き飛ばす排気音を聞いてモチベーションアップ♪

さ、タンク付けて仕舞います・・・・・をいをい次は何時やるんだよ!!・・・・と一人突っ込んでみたりして。






2021年7月30日金曜日

CBお色直し

 最近あまり乗って無いですが、CBも忘れていません。長年探していたフィン付きカムカバーの出物がFacebookのHONDA CB 350 owners clubで出たので思わず買ってしまいました。待つことしばし・・・・届きました。

この部品、なんとブリジストンの純正袋に入って送られてきました。

これは僕には無用の長物なので、マニアのところに行くことに決定!

早速取り付けます。


次はCIBIEのφ162凹レンズヘッドライトを以前入手してあったので、これも取り付けます。大昔は同じものが付いていたのですが、レンズを欠いてしまって同じCIBIEのφ180の凸レンズを付けていました。



最後にキックアームのラバー。ちなみにうちのCBのキックアームはCB350FだったかCB360Tかの根元から折れるタイプに変更してあります。付けていたラバーはキックするとすっぽ抜けることが有りましたので、新しいのに(28311-329-000)交換です。

部品が着て古いのと比較すると、ゴム内部の穴径は同じですが外側の穴径が細く成っていて、抜け止め対策されてました。


押し込むのはきついですが、装着。


良い感じですわ。


お色直し完成です。





2021年7月17日土曜日

またしてもDB8インテグラのアンテナ不具合

 今度はキーをオフにしてもアンテナが仕舞わなくなりました。
前回のアンテナ修理では信頼度の高くないリレーを使ったので、これが壊れたかと動作音を聞きますが、モーターは回っているようです。ううむ・・・・樹脂製ロッドのギアが滑っているのかなと、取り外し前にロッドを手配しました。
部品が届いたので車から外しますが、アンテナユニットをトランクに引き込んで外すので、アンテナが仕舞えていないと外せませんわ。


仕方なくアンテナを切ります。
さて外したアンテナからロッドを外すと・・・・・あらあら、ロッドの樹脂ギアが折れていました。ロッド発注が当たりですね。


新品と比較するとわかりやすいですね。


交換するにはモーターを分解しないとロッドが中に入れられません。モーターを組み立てるときはモーターのブラシを押し込みながら整流子を組み込まないと・・・・と、手が三本欲しく成る作業なので写真は有りません。
すったもんだの後、無事組み立て、車に組み込み完成。

しかし梅雨明けて暑いですねぇ・・・・


2021年7月14日水曜日

DB8インテグラ ブレーキランプが消えない

 ある日、インテグラのオーナーであるかみさんから緊急電話。スーパーで買い物しようと駐車場に停めたらブレーキランプが点きっぱなしで消えない・・・・と

帰ってきて現象を確認すると、確かに消えない・・・こりゃブレーキスイッチが固着したのだろうと、ペダル周りを覗き込み、ブレーキスイッチを押すと消えます。あれれ?
よく見るとペダルのスイッチを押す部分に穴が開いていてスイッチを押せていません。

パーツリストを見ると、ペダルのスイッチを押す部分にペダルストッパーなる樹脂が付いているようです。(21番)


床に落ちてるかと捜索すると有りました。

とりあえずバッテリーが上がらないようにフューズを外して、部品発注・・・・単価135円(税抜き)・・・・

発注した部品が届きました。どうもスイッチを押す部分が脱落した様ですね。


毎回安い部品だけど交換めんどくさい・・・・

交換するのにペダル根元を覗き込んで背骨が折れるかと思いましたよ!!

2021年7月13日火曜日

リモートカメラ修理

 夜用のLEDが点かなくなったリモートカメラを頂きました。とりあえずWifiに繋げて他の機能が動くことは確認。壊れた状況は数個づつLEDが点かなくなったとの事なので、LEDが怪しいです。

先ずはばらしてLED基板摘出。


夜になると赤いLEDが光るとの事。さらにLEDの外側の樹脂は赤色のみ透過していたので、このLEDは近赤外と予測し、詳細仕様は判らないので適当に手配。届いたので交換。


組み立てなおして確認。基板上の青いのが光センサーなのでこれを塞ぐと・・・・10個の近赤外LEDが光るように成りました。


とりあえず昼間の撮影状態

シャッター閉めて暗くするとこんな感じ・・・・・手前の網に赤外線が当たって輝度調整されていますがちゃんと赤外線で映ってるようです。取り付け場所考えねば。

これで夜の猫の行動も監視できます。ま、こっちが主目的ですけどね。

さて、なぜLEDが飛んだのかは判りません。設計が悪いのか、LEDの品質だったのか・・・・これもそのうち飛んじゃうかもしれませんね。



2021年7月12日月曜日

SL250…1973 ハブダンパー編

 TY250やらTL125いじっていたら、通りがかりでそれらを見かけた方が動かしていないSL250を走るようにしたいんですが・・・と。数週間後、近所なので押してきました、と持ってこられました。

しばらくエンジン掛けていないのでタンクやキャブオーバーホール、フォークのオイル漏れ、リアスプロケットがガタガタするのを何とかしたいとのご要望。

一度奇麗にしたようで酷い錆は有りません。


TY250と共にクランクケースカバーがマグネシウムです。当時は軽量化にお金かけてますねぇ。


さてスプロケットがガタガタするって?リアスプロケットを揺すると・・・・・


こりゃハブダンパーが粉砕しているのではと開けてみるとダンパーには形に成っていますが細かいクラックも入り瘦せています。


さて、このハブダンパー。国内在庫なし、頼りにしていたCMSも在庫なし・・・


他の海外サイトも当たってみますが在庫なし・・・・ウレタンやゴムで新規に作ることも検討しましたが、まずは他車種流用の検討。
パーツの写真から見た目で形の似たホンダ製のハブダンパーを6種類を一個づつ買ってみました。形は似てますが大きさが全く違うのも届いてます。


その中で真ん中のハブダンパーは形がほぼ同じで高さが高い様です。(右がSL250)



(上がSL250)


こいつの加工が一番簡単そうです。
試しにカッターで切れるかなと長い分を切ってみます・・・・結構サクッと切れました。形的には行けそうな気がしますね。


SL250のハブダンパーは6個使いなので、手配した分が届きました。とりあえず高さを切る前にハブに挿入。


そしてスプロケット側を入れてみると・・・・前回切った分と高さが丁度良いようです。


それではダンパーゴムを6個分切ります!!


そしてそれをハブに入れます・・・・ちょっときついので、シリコンスプレー塗布してぎゅうぎゅう押し込むと・・・カラーとCリングまでピッチリ入りました!!


はい、ガタもなく上手くいったようです。


よしっ、これがどうにか成ったので他の作業着手できます!!

2021年7月7日水曜日

GoogleMapのタイムラインの使い方

 今朝、バイクに乗るとき使っていた三台分の登録書類を入れていたウエストバックが見当たらないのに気づき・・・ Factory内や家、車内含めて散々探し、最後に持った時はバイクを洗車したはずだと洗車場も探しに行きましたが有りません。結局、登録書類等再発行のため紛失届を警察署に出してきました。


帰ってからGoogleMapのタイムラインで最後にバイクに乗った日は洗車した日ではないことが分かり、その日の足取りが分かりました。昼めし食ったところに電話したら忘れ物が有るとの事。もう外部記憶装置頼りですわ・・・・

回収したウエストバック。

20年位車載工具として携帯していたLEATHERMANが無くならなかったのは良かったです。

更に40年ほど前に登録したCBの書類。すでに劣化して読めませんが、再発行だと今どきの書類に成ってましたね。


めでたしめでたし。 これで徘徊老人に成っても大丈夫!!

2021年7月6日火曜日

キックが下りないTY250(キャブ、ワイヤー等々編)

 エンジンが完成したので周辺をやっつけます。

アクセルワイヤーはインナーとアウターがさび付いて動きません。ワイヤー切ってキャブと分離します。

キャブはいつものように煮て洗浄します。パッキン、Oリングなどはほとんど出ました。黒塗りだったキャブの塗装が半分以上剥げ落ちてしまいましたわ。このままじゃ汚らしいのでもう一回煮て、残りはコリコリこじって全部剥がすのでした・・・・



このキャブ面白い構造です。メインジェットはドレインと思われたナットの後ろに有りまず。フロートチャンバーの通路を通り、このジェット経由で通常メインジェットが入っているエマルションチューブからベンチュリーに通じています。
メインジェットをフロート外さずに横から交換できるようにしたのですね。


固着していたアクセルワイヤーですが、新品部品出ません。オイルポンプワイヤーとの分岐部分でばらして終端部分だけ作り直します。


分岐部分の中子とワイヤーははんだ付けなのでバーナーで炙って分離・・・・


と、ここまでやって、分岐前のスロットル側のワイヤーも動きが怪しいことが発覚。作戦変更してヤマハ2st250クラストレールの最終・・・・DT230 Lanza のスロットルワイヤーを入手。
端部を比較すると・・・・スロットル側。タイコの幅がDT230 Lanzaの方が広いですがスロットル側には入りそうです。


キャブ側。M10P1.0のオスネジでしたが、径ピッチ同じのメスネジです。


オイルポンプ側。M6P0.75のネジが有りましたが、Lanzaは嵌める様に成っています。


キャブ側はノーマルのワイヤー端部に付いていた貫通ネジを切ってキャブと結合できそうです。オイルポンプ側はネジを切る必要が有りますね。細目のダイスが必要ですわ。

さて、作業開始。先ずはキャブ側。ノーマルワイヤに付いていたM6P0.75のネジ部分だけ切り取ります。


そしてネジロック塗布してDT230 Lanzaワイヤ端部にねじ込みます。


アクセルワイヤーのインナーが長すぎるので寸法測って切断。自転車ワイヤーのほつれ止めを短く切って圧着工具でカシメ。これはCB350にPE31キャブ用ワイヤ作成で実績が有ります。



長さも丁度よくなりました。キャブトップの調整代が少ないですけど他で調整すれば大丈夫でしょう。


オイルポンプ側はダイスでM8P1.0のネジを切ります。


さて仮止めして確認しようとしたところ・・・・・ガーン!!金具がクランクケースに干渉して回りません。


当然、ノーマルはギリギリですが回ります・・・・


と、金具を交換しようと思ったら、このままじゃインナーも短いことが発覚。アウターを切ることに。さらにキャブ側で長さを調整したワイヤーも、キャブをエンジンに実装すると短くて引き回しできません。アウターから作りなおさないといけませんわ。そういや端部の所を気にしていて、長さの比較をし忘れてました。

キャブ側は自転車ブレーキワイヤーで作り直し。オイルポンプ側もアウターを切り詰めTY金具を取り付け、インナーも切らざるを得なかった為、駒は横に穴を開けた3φ3の銅パイプにワイヤーを入れてはんだ付け。


ここまでやったので、分岐前のスロットル側も若干長かったので切り詰め。DT230 Lanzaワイヤーは素材にしかなりませんでしたね。


これでやっとアクセルワイヤー完成です。最後に全閉/全開確認!!




他に固着していたフロントブレーキワイヤーはかろうじて新品が出て交換、クラッチワイヤーは動きが渋かったのですが、新品部品が出なかったのでオイルを十分しみこませて再利用です。

オイルの配管をして、オイルタンクにオイルを満たします。アクセルを全開にしてオイルポンプの下部ギアを回すことしばし・・・・キャブ側のホースからオイルが滴ってオイルポンプのエア抜き完了。
キャブに直接ガソリン入れてキックキックキック!!無事エンジン掛りました♪

オイルポンプの動作を確認たのでカバーを取り付けます。ここはパッキンで唯一欠品だったので作ります。


ホースプラグは欠品だったので再利用。その代わりに周りにシリコンをたっぷり塗布。またここから雨水は入っちゃかないませんからね。


そしてこれも減速比変更。20%位ハイギアードにとのご依頼。合うスプロケットを探すのにフロント、リアともにロックプレートが70年代後半のDT125と共通であることが分かり、チェンも同じ428サイズでした。結局リアを53TからDT125用社外45Tへ。1.18ハイギアードに。


取り付けてから気が付いたのですが、ノーマルスプロケットは皿状に反っていて5㎜オフセットが付いているではないですか!!車を見入ると確かにチェーンライン狂ってますわ!!



カラーはやまが商店さんでサクッと作ってくれました。ハブとの取り付けは6か所ですが、スプロケットの穴に合わせて12か所開けてもらいます。


ハブのスプロケット内径が掛かるところがスペーサーの5㎜以下なので、事前に多く開けた穴を使ってスペーサーとスプロケットの内径を合せて両方をねじ止め。そしてハブに取り付けます。丁度ハブ側にも出っ張ったナットを逃げれる凹みが有って助かります。




さて、これでガソリン入れれば走れるぞっと、ガソリンスタンドまで押して行って給油。ところが給油中ガソリンがぽたぽた・・・・・ホース外したままかなと下からのぞき込むとタンク底にピンホール!!アルミタンクなんですがね・・・・


あわてて帰ってガソリン抜き、借用した内視鏡でタンク内確認。何所か腐食でしょうか、ぼそぼそに成っています。アルミタンクも腐食するんですね。(写真上が底です)


中を洗浄してタンクシーラー処理です。


長くかかってしまいましたが・・・・

ようやっと完成です。外装とフロントフォークはいずれ・・・・