2020年5月29日金曜日

マニュアルプッシュバー改善

Zのチェーンテンショナーを押すプッシュバーはマニュアル化してありましたが、その際使った部品がM8の長い全ネジで作っていました。ISO規格のネジだったので13㎜のレンチ・・・いちいちレンチを持ち替えるのが嫌なので12㎜対辺の長いSボルトを探していましたが見つからず。今回別の方法で改善しました。

Φ8、長さ50㎜のピンとM8-25mmのSボルト、ホンダ純正M8対辺14㎜のナットを用意。ボルトでこのピンを押すことでテンションを調整する方法です。

組み立てて完成。ロックナットは接地面積が広くて良いですね。

前からやってあった所ですが、マニュアル化して油圧がテンショナーで不要に成った為、オイル穴をイモネジで塞いであります。少しでも油圧低下防止!

Made in おフランス Solex 40 PICS オーバーホール

宮ケ瀬でのお知り合いの方がオランダ製の車、DAF44 Combiもお持ちで、これに付いているSolex 40 PICSキャブをオーバーホールしたいんだけどダイヤフラムが無くて出来ないとご相談。
色々調べたら2CVでも使っているキャブらしく、eBayでドイツから入手できることが判明。この事を伝えると、じゃ入手してそのままオーバーホールしてという事に。

で発注しましたが、新型コロナウイルスの影響で音沙汰無し・・・・1か月後にようやっと到着。


そして外してあるキャブ到着。ミクニではなくライセンス元のおフランス製ざんす。



使い込まれてて煤で真っ黒。洗いがいがありますねぇ。

とりあえずバラシてキャブクリーナー吹き付けますが、らちあかず・・・
煮てみることにします。
IHコンロの上に鉄板敷いたトレーの中に水を入れて投入。温まってきたら少しのアルカリ洗浄剤投入。


煮て溶液が汚れてきたら歯ブラシで擦って、その後水道水で水洗いしてエアで乾燥。綺麗に成りました。

さて組み立て・・・あら、パッキンセットに入っていないOリング切れてる・・・

フッ素ゴムのOリング手配して完成。





2020年5月27日水曜日

1936 Ford Truck お手伝い

知人がアメリカから1936 Ford Truckを輸入しました!!
4月中旬、まずは搬入お手伝い。


なんとエンジン掛かって動かせたので、ほぼお手伝い無し。
しかしすごい車を入手したもんだ!!戦前モデルのトラックですよ!!!

そして本日、キャビンとベットの取り外しのお手伝い。
これまでにラジエター、フード、フェンダー、ドア、etc.は本人が取り外し済み。V8サイドバルブエンジンにはクレーン用のプレートが付いてます。


平日にも関わらず人が合計8名集まりました。人徳ですね。そして、えんやこーらと掛け声でキャビンとベット取り外しました!!これだけ人がいれば割と軽いですね。


ベットはキャビン奥のコンクリートに立てかけてあります。
月曜に引き続き肉体労働・・・・コロナで?鈍った体を鍛えなきゃね。

2020年5月25日月曜日

ドナドナJB1ライフ

本日、3月末に抹消登録したJB1ライフとお別れしました。
シート、内装類は既に同じJB1に乗ってる学生が総とっかえ済み。ラジオ類もHM1バモスに移植済み。
6万Kmも走って無いエンジンはもったいなかったのですが貰い手も無く、解体屋で検討用に色々外して地面に着地。
解体屋のおやじには「今どき部品外して廃車にする奴なんて居ないぞ」と言われたり・・・・

さようなら・・・・・・JB1

この解体屋に居たクイントインテグラ・・・・無限ホイール付いてます!!


勿体ないっちゃ勿体ない。

2020年5月22日金曜日

タイミングホール作成

N360Eエンジン組み立てでオイルノズルの組み忘れを気が付いたのはこの作業始めた時でした・・・・やりかけだったので先にこれを終わらせます。

N360Eのタイミング調整はプーリーのマークで行いますが。このプーリーの位置決めのピン穴が緩くなってガタが出ています。
判りずらいですが、下の写真程プーリー根元のマークがずれます・・・・・


正確な位置が判らず、いつもプラグホールに棒を入れて上死点位置を確認していました。そこでフライホイールカバーに穴を空けてタイミングホールを作ります。
まずはフライホイールカバーを切削。

そしてピストンとシリンダーを仮組みしてダイアルゲージをセット。

そしてフライホイールとカバーに上死点とノーマル点火タイミングを刻印。

蓋を作って完成。ここならタイミングライトも当て易いですね。

2020年5月21日木曜日

エンジン組み立て始める・・・が

カムチェーンテンショナーも出来たのでエンジン組み立て開始。

カムチェーンテンショナーはスプロケットが1T多く、外径が大きいため、クランクシャフトを持ち上げながらでないと挿入できません。

さて、ケース合わせて次のステップ・・・・・

あっしまった!!

はい、何をしくじったか判りますかぁ?
先日の検討で別の場所に置いてあってすっかり忘れました。
答えは










オイルノズル組み忘れです。既に5速ミッション側のケース組んであります・・・・しくしく

2020年5月15日金曜日

RSCっぽいカムチェーンテンショナー完成

検討して問題点の対策も出来たので、仮留め樹脂カラーではなく金属製のカラーを作成します。
またまたやまが商店さんがあっという間に作ってくださいました。ありがとうございます!!

これにスプロケットとベアリング圧入。


そして別に頼んでおいたサイドカラーも到着し、

アームに組み込み。シャフトはクリアランスが厳しいのでノーマルと同じようにリベット留め。

RSCよりも1T多いですが、完成!くるくるぅ♪


2020年5月12日火曜日

N360Eカムチェンテンショナ検討2

N360Eカムチェンテンショナ検討1で作った仮組用のテンショナーをエンジンに組んでみます。
おっとクランクケースとの隙間が少ないので、テンショナーのスプロケットシャフトをボルトで留めるのはダメですね。要検討。

シリンダーとヘッド等を組んで、さてカムを入れようとしますが、チェーンが張ってカムが入りません。

テンショナープッシュバーの穴から指で押してみるとプッシュバーが押していない状態でもスプロケットが大きいため既にチェーンを押して張っているため入らないようです。

テンショナーの戻り側がどこかで当たっているはずです。上から覗いても見えないので、再びクランクを外して下から見てみると・・・

プッシュバーの穴の下部分がテンショナーの出っ張りに当った跡が見えますね。ここで制限されています。油圧が掛からずテンショナーがフリーの時当たる様に成っているんですね。ここはメカニカルテンショナーアジャスターにすれば当たることは無いので、躊躇なくこの出っ張りを削除します。


右が削除した物です。
さて、これを組むと・・・・・
テンショナースプロケットが先ほどよりだいぶ後ろまで動くように成りました。

そしてカムがきちっと入る様に成ってめでたしめでたし!!

あとは仮組用に樹脂で作った物にベアリングを入れることを考慮して金属で作り直せば良いですね♪

2020年5月9日土曜日

N360Eカムチェンテンショナ検討1

cappellini motoから出てる金属チェーンテンショナーを見つけて、N360Eに付けられないかと、ここの色々な車種の金属テンショナーを調べてましたがN360Eの歯数と同じものは有りませんでした。
先日、EAエンジンのバランサーチェーンとN360Eのカムチェンの規格が同じだと知りました。このバランサー側のドリブンスプロケットを調べると25T、N360Eはというと1T少ない24T・・・・チェーンテンショナープーリーをゴムからこの金属スプロケットにしてみたい欲望がふつふつと湧いてしまいました。
EAのこのドリブンスプロケットは軸とスプロケット間にラバーブッシュが入っていますが、このラバーが割れて空回りし、さらにはこのチェーンで駆動されているオイルポンプが動かなくなり焼き付くトラブルが有ると聞きます。

という事は、ラバーが壊れたり怪しいスプロケットが捨てられているに違いない。という事でネオライフさんにお買い物ついでにそんな物があったら譲って頂きたいとお願いしたところ、お買い物と一緒に送られてきました。

左上がローラーガイド(下図17)、下の二個がテンショナーAssyで左は2015年にゴムスプロケットが千切れ飛んだ物です。ケチなので捨てずに持ってるんですねぇ・・・・
そして上の左がラバーが飛んだEAスプロケットと右がラバーが飛ぶ前。

ローラーガイドも金属スプロケット化もと考えましたが、前と後ろのスプロケットの歯が合わなく成るので断念。

さて、歯数が1T増えてどうなるか採寸。チェーン掛けて外寸が3.5㎜増し。チェーンを押す方向としてはその半分の2㎜弱増える方向ですね。


まずは仮組みして各部干渉など見てみたいと思い、先ずはスプロケットからラバーブッシュの外枠を押し出し、壊れたチェーンテンショナーAssyもカシメを外して分解。

このスプロケットとテンショナーの軸間の仮組用樹脂カラーが欲しいなとやまが商店さんにお願いしたら・・・お昼前にお願い、午後デリバリー!!有難うございました。
それを組んでみます。


おっとスプロケットが回りません。プレートと干渉しています。

ヤスリで削ると・・・・・回るように♪

次はエンジンに仮組して他の干渉や問題が無いか確認ですね!!