2021年7月12日月曜日

SL250…1973 ハブダンパー編

 TY250やらTL125いじっていたら、通りがかりでそれらを見かけた方が動かしていないSL250を走るようにしたいんですが・・・と。数週間後、近所なので押してきました、と持ってこられました。

しばらくエンジン掛けていないのでタンクやキャブオーバーホール、フォークのオイル漏れ、リアスプロケットがガタガタするのを何とかしたいとのご要望。

一度奇麗にしたようで酷い錆は有りません。


TY250と共にクランクケースカバーがマグネシウムです。当時は軽量化にお金かけてますねぇ。


さてスプロケットがガタガタするって?リアスプロケットを揺すると・・・・・


こりゃハブダンパーが粉砕しているのではと開けてみるとダンパーには形に成っていますが細かいクラックも入り瘦せています。


さて、このハブダンパー。国内在庫なし、頼りにしていたCMSも在庫なし・・・


他の海外サイトも当たってみますが在庫なし・・・・ウレタンやゴムで新規に作ることも検討しましたが、まずは他車種流用の検討。
パーツの写真から見た目で形の似たホンダ製のハブダンパーを6種類を一個づつ買ってみました。形は似てますが大きさが全く違うのも届いてます。


その中で真ん中のハブダンパーは形がほぼ同じで高さが高い様です。(右がSL250)



(上がSL250)


こいつの加工が一番簡単そうです。
試しにカッターで切れるかなと長い分を切ってみます・・・・結構サクッと切れました。形的には行けそうな気がしますね。


SL250のハブダンパーは6個使いなので、手配した分が届きました。とりあえず高さを切る前にハブに挿入。


そしてスプロケット側を入れてみると・・・・前回切った分と高さが丁度良いようです。


それではダンパーゴムを6個分切ります!!


そしてそれをハブに入れます・・・・ちょっときついので、シリコンスプレー塗布してぎゅうぎゅう押し込むと・・・カラーとCリングまでピッチリ入りました!!


はい、ガタもなく上手くいったようです。


よしっ、これがどうにか成ったので他の作業着手できます!!

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