何だよと思いつつ厄介事が終わったので下したZのエンジンの続き。
先ずは補器類取外し。
先週のエクスチェンジマートで仕入れたステンレスのバットが大活躍!
ヘッドはぐってピストン確認。ま、ここは以前から変わっていないのでバルブの干渉など有りませんね。
シリンダー外して、ピストンを上下に振ってクリアランスが測定できないかと・・・
ピストンが首を振ったりクランクが回ったりしてちゃんと測定できてませんが、音の大きな右のピストンの方がクリアランスが大きな気がします。
ピストン外してコンロッド上から同様にビックエンドのクリアランス。これは手の感覚でもがたは無く、左右の差異は無いように感じます。
ピストンピンを外して小端部に挿入してピンを捻ってみると、上下方向の方が左右方向よりがたが大きいですね。多分小端部が摩耗して楕円に成っているのかと思われます。
小端部クリアランス大、大端部クリアランス小・・・・現象は温まってくると音が出るでした。
以前から使っているコンロッドの小端部のクリアランスが大きいのは判っていました。しかし、予想としてはピストンが爆発工程で温まりそれがピストンピンに伝わり膨張するので、温まるとクリアランスが減って、逆にその後に大端部に熱伝導してクリアランスが広がって音が出るのではとるのではと考えていました。もしかしたら小端部の熱膨張率がピストンピンより大きくて、温まるとさらにクリアランスが大きくなって音が出ていたのかもしれません。
今回は程度の良いクランクが準備できたのでそっくり交換する事とします。しかしフライホイールとクランクの位置決めはピンからキーに変更しているので、そっくり交換は出来ずクランクのキー加工が必要です。
まだまだやること有りますねぇ・・・・
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