2024年10月27日日曜日

バルカン400とXRS125作業

 バルカン400がキャブの作業お願いしたいのですが・・・といらっしゃいました。



改造車なのでどこもやってもらえないそうで、人伝てで来られました。
キャブのガス供給口の樹脂エルボーにクラックが入っていて金属製に交換、キャブ内部のジェット、フロート等の交換のご依頼です。

社外のタンク外さないと作業性悪いので外しに掛かりますが、タンクがシート留めてる変なネジで供締めされたりして結構難儀します。


キャブを取り外すとガス供給口エルボーはクラックが入ってます。それをこの金属製に交換です。この部品はバルカンの対策用として売ってるそうです・・・・


樹脂部分を捻るとパキッと折れ、キャブに圧入されている金属部が出てきました。キャブを温め、バイクプライヤーで掴んでもびくともしません。


さて、どうしたものか・・・・穴部分にM6のタップを切って引っ掛け、再びキャブを温めてスライディングハンマーでやっと外れました。
圧入時もキャブを温め、漏れ防止に新しい金属エルボーにシリコン塗布して万力で圧入。直後の写真忘れました。車に実装後はこんな感じ。


後はキャブ洗浄して部品交換してキャブは完了。再び知恵の輪でタンクシート取り付けて完了。

並行してXRS125、走行500km余りという新車のハンドル交換して欲しいとのご依頼。ハンドルは社外のXRS用との事でストッパー等の穴が既に開いてます。
新車なので傷つかないよう慎重に取り付け。ハンドルウエイトが見たことない方法で取り付いてましたが無事交換完了。



作業前に来たW1SAと並べてみましたが、大きさはほぼ変わりません。格段に軽いですけどね。


引き取り時にハンドル角、レバー角微調整して納車。

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