整備終わって、取りに来られて無事納車。
・・・・と小一時間後電話が。アイドリングが安定せず停まる、アイドリング上げると回転が下がらない。戻りますとのご連絡。
電話受けて二次空気ぽいなと。試走したときは調子良かったのですが、その後弄ったところといえばインマニの負圧取り出し部の負圧プラグ外して負圧計接続してバランス調整しました。このゴムのプラグが固く成ってましたっけ。戻ってこられるまでにシリコンホースの片方にネジ差し込んだ物を二個用意しておきました。
戻ってこられて直ぐにプラグをこれに交換・・・・・
症状収まりました。こいつですね。キャブのバランス取りの後に試走すべきでしたね。
パーツリストを見るとここはプラグでなく左右のインマニを繋いでいるようです。ここはパーツリストに従ってホース接続にします。また、バッテリもだいぶ消耗してしまったので交換依頼が有り交換。
セル不具合の原因も納得できていないので究明。パーツリストにはカバーAssyと成っていた遊星ギア回りですが、サービスマニュアルには分解図が有りました。
不具合としてはケースの溝に嵌ってる#16と流星ギアの外側#17が滑って空回りし、モーターのトルクが伝わらないという現象でした。この二つを交換したところ不具合が解消したのですが、この二つは物理的に結合されていなかったので動作が理解できなかったのです。この分解図を見ると#20のダイアフラムスプリングの圧力でこの間の摩擦力で結合し駆動していたようです。オーバートルク時にこれが滑ってモーターを保護するように成ってるのでしょう。
不具合のあった#16と#17の接続部にはだいぶ擦れた跡が有ました。おそらく何度かここが滑り、この間が摩耗したことによりスプリングの圧力が弱く成りさらに滑って摩耗してますます摩擦力が無くなったと推測します。
ああ、やっと納得。
バッテリーも到着し、ホースも繋ぎ、今度こそ完調になり納車です。お待たせしました。