2025年4月29日火曜日

K55スバルサンバー ダイナモからオルタネーターに換装

 エンジンは調子を取り戻したので、残り依頼作業は発電機を純正のダイナモからオルタネーターに変更です。物は取り付けキットをご用意されていました。


カラーとか同梱されてますが取説が無いので、あーでもないこーでもないと取り付けてみるとどうしてもプーリーベルトのラインが出ません。結局ワッシャーで微調整して寸法を出し、その寸法でカラー作ってライン出し。キットはスバル360用だったのかな?

配線する前にチャージランプの球が切れてるとの事で交換してみましたが、光り方が怪しい・・・・


ありゃ、これみたいにアースが切れてるんじゃないのとメーターユニット取り外して蓋を開けてみます。


ああ!球が光ったとき他のレンズが光らないようにする遮光部品が溶けて塞がってます。取り外す時に柔らかかったのでゴム系で出来ていたようです。
蛇腹のホースを切って遮光部品作りました。


この後メータを組んでここは終わり。
物理的にオルタネーターが取り付いたので、配線です。ICレギュレータ付きなので発電出力とイグニッション、チャージランプの配線だけのはずです。
ダイナモの配線とレギュレーターは物理的に残しておいてねとのご依頼だったのでレギュレータから外す必要のある線だけ外して、あとはさくさく配線。


ところがL端子にチャージランプ接続しても点きません。エンジン掛けるとちゃんと発電してるんですけどね。メーターに繋がっている配線をGNDに落とすとランプが点くので、断線は有りません。イグニッションON時もエンジン始動して発電してる時もL端子の振る舞いが変わらないのです。その後色々調べても原因つかめず。オルタネーター自体がおかしい??オーナーは発電してれば点かなくても良いよとの事なの今回は保留。

最後にエンジンフード取り付けようと思ったら問題が。オルタネーターのステーがフードに干渉して閉まりません・・・・


ステーのエンジン側取付穴追加して、更にフード側を削ります。


この後ステーを塗装して取り付け。ぎりぎり干渉は無くなりました。


一連の作業終了し、試走。クラッチ位置など調整。


二人乗りで急な坂は辛いですが、平坦だったら60km/hは出ます。


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