2020年2月29日土曜日

予想と違うなぁ

確定申告を終わらせたらCOVID-19のおかげで期限延期との事・・・・
何だよと思いつつ厄介事が終わったので下したZのエンジンの続き。
先ずは補器類取外し。

先週のエクスチェンジマートで仕入れたステンレスのバットが大活躍!

ヘッドはぐってピストン確認。ま、ここは以前から変わっていないのでバルブの干渉など有りませんね。

シリンダー外して、ピストンを上下に振ってクリアランスが測定できないかと・・・
ピストンが首を振ったりクランクが回ったりしてちゃんと測定できてませんが、音の大きな右のピストンの方がクリアランスが大きな気がします。

ピストン外してコンロッド上から同様にビックエンドのクリアランス。これは手の感覚でもがたは無く、左右の差異は無いように感じます。

ピストンピンを外して小端部に挿入してピンを捻ってみると、上下方向の方が左右方向よりがたが大きいですね。多分小端部が摩耗して楕円に成っているのかと思われます。

小端部クリアランス大、大端部クリアランス小・・・・現象は温まってくると音が出るでした。
以前から使っているコンロッドの小端部のクリアランスが大きいのは判っていました。しかし、予想としてはピストンが爆発工程で温まりそれがピストンピンに伝わり膨張するので、温まるとクリアランスが減って、逆にその後に大端部に熱伝導してクリアランスが広がって音が出るのではとるのではと考えていました。もしかしたら小端部の熱膨張率がピストンピンより大きくて、温まるとさらにクリアランスが大きくなって音が出ていたのかもしれません。

今回は程度の良いクランクが準備できたのでそっくり交換する事とします。しかしフライホイールとクランクの位置決めはピンからキーに変更しているので、そっくり交換は出来ずクランクのキー加工が必要です。
まだまだやること有りますねぇ・・・・

2020年2月20日木曜日

たった5か月でエンジン下しました

Zのカム周りを交換しても異音の原因が判らないため、エンジンを下しました。5か月前に搭載したばかりなのに・・・・・

何時もの様に車の前部を台車に乗せて・・・・

サブフレームのボルト等を外してボディーのみ釣ってサブフレーム摘出。

サブフレームからエンジンを外してエンジンスタンドに鎮座。

今回ちょっと失敗。車を持ち上げた状態でシャッターがぎりぎり閉まりません・・・

また着地してずらしますか・・・

2020年2月18日火曜日

メグロSG クラッチ修理

ご近所さんからメグロSGのクラッチが切れなくなったとお持ち込み。
お話を聞くとクラッチが重くなって、その後切れなくなったとの事。

左のカバーを開けてカムとプッシュロッドを確認。カムも動くしプッシュロッドも曲がってません。さてはクラッチの摺動部が剥がれて重なっちゃってるのかな・・・という事で右カバー御開帳。

予想が外れてクラッチの摺動部は剥がれておらずきれいな物でした。
はて、何が原因?そういやクラッチのスプリングを外す時に一つのワッシャーが引っかかって外しにくかったっけ・・・とそのワッシャを見るとセンターの穴が長孔に広がってます。(右下)

おそらくワッシャのセンターがずれて外のカラーに引っかかってクラッチが切れなかったのだろうと推測。ワッシャを新調して組みなおすとちゃんと動くように成りました。

幸いパッキンも社外品が入手できたので左右のカバーを付けなおし、ガバナーの半月キーが引っかかって入りにくいので修正して組み込み。
オイルを入れてクラッチを調整して完了。


メグロブランド最終バイク。1964年~1969年製なのでCBやZよりちょっと先輩ですね。

2020年2月13日木曜日

梅は~咲いたかぁ~桜はまだかいな

今年の冬は暖かいですねぇ。先週、近所の忠生公園に行ったら蝋梅は終わりかけで散った花がだいぶ落ちてました。

そこで、そろそろ曽我梅林の梅も綺麗に咲き始めてるだろうと建国記念日に行ってみました。



もうは八分咲きですね。
帰りに大井松田の河津桜を酒匂川堤防から見てみましたが、こちらはまだの様でした。今日は暖かいのでもっと咲いてるんでしょうね。

帰宅後は仕入れておいた盛升の宮ケ瀬ダム貯蔵酒で一献♪

2020年2月10日月曜日

国庫納付

日曜はフランジのお客様が来られるという事でしたので、カワサキW・エストレヤ交流会主催?の缶コーヒーミーティング八王子にCBで行ってきました。開催場所は、東京都唯一の道の駅の八王子滝山ですのでうちからは八王子バイパスのすぐ先のご近所です。

フランジのお客様は・・・・皆さん個性的!




ほぼカワサキ車でした。他にはこんなのも・・・



午後には預かっていたCB750KZを水戸から取りに来られるので、帰りはちょっと急ぎ目で帰宅。
八王子BP入口前の信号をトップで停車。青に成って前に何も居ないので加速すると・・・・後方からバイクがライトを光らせて来るのが見えてましたが、BP前に抜かしたバイクだなと思っていると赤いのがクルクル。はい、27km/hオーバーで御用と成りました。
行きに白バイとすれ違っていたので注意はしてたんですが、急いでいて失念してましたわ。
還暦のお守りはスピード違反には効果なし・・・・

ちょっと取りに来られた方にはお待たせしてしまいましたが、CB750KZは無事ドナドナされてゆきました。

そして本日無事国庫納付完了。ガードレールとか歩道の白線とか皆さんに有益に成るよう使って下さる事でしょう・・・・・

2020年2月4日火曜日

カム周りではありませんでした・・・・

カム周りの部品も準備できたので、まず現在Zに搭載しているカム周りを外します。


搭載するカムカバーは在庫の初期型です。

 久しぶりにFCR用マニホールドを外したので、猫の手を借りて(邪魔されながら)パッキン作り・・・

そして洗浄して準備したカム周りを組立て・・・・・あっ初期型ツインキャブのカムカバーは穴位置違うんだわ!!ま、仮組でエンジンかかれば良いので二本だけ留めて暫定。

ネジと点火系以外は別の物を組み上げた訳で、これで音が出る様でしたら原因はカム周りでは無いです。
さて、ヘッド周りにオイルを塗布して始動・・・・

しばらく暖気・・・・をっ音が出ないのか・・・・


と、安心した途端に音が出てしまいました。

さて、音は回転数の半分で出ていますが、バルブ周りで音が出るとは思えません。確かにスモールエンドの穴径が規定値越えいましたが・・・排気上死点から吸気に成る時が唯一ピストン上向きにピストンピンに力が掛かります。ここで音が出ているのなら回転数の半分です。
いずれにしてもクランク外して確認しないといけないですね。またエンジン下すのかぁ・・・・・・

2020年2月2日日曜日

FORD v FERRARI 見てきました

見に行こうと思ってましたがタイミングが合わず行けてませんでした。そろそろ上映が終わりそうなので、昨晩久しぶりにレイトショーで見てきました。
懐かしい(と言っても1966年前後の僕が小学生の頃の話なので、後に雑誌などで見てた)車やレーサー等が沢山出てきて、「世界最速のインディアン」、「ラッシュ/プライドと友情」以来の実話ベースで見ててワクワクする映画でした。
アカデミー賞候補らしいのでぜひ受賞してほしいです。
残念だったのは話がはしょられていて、デイトナクーペが工場の中でちらっと見えるだけだったのがね・・・・