ご近所さんからメグロSGのクラッチが切れなくなったとお持ち込み。
お話を聞くとクラッチが重くなって、その後切れなくなったとの事。
左のカバーを開けてカムとプッシュロッドを確認。カムも動くしプッシュロッドも曲がってません。さてはクラッチの摺動部が剥がれて重なっちゃってるのかな・・・という事で右カバー御開帳。
予想が外れてクラッチの摺動部は剥がれておらずきれいな物でした。
はて、何が原因?そういやクラッチのスプリングを外す時に一つのワッシャーが引っかかって外しにくかったっけ・・・とそのワッシャを見るとセンターの穴が長孔に広がってます。(右下)
おそらくワッシャのセンターがずれて外のカラーに引っかかってクラッチが切れなかったのだろうと推測。ワッシャを新調して組みなおすとちゃんと動くように成りました。
幸いパッキンも社外品が入手できたので左右のカバーを付けなおし、ガバナーの半月キーが引っかかって入りにくいので修正して組み込み。
オイルを入れてクラッチを調整して完了。
メグロブランド最終バイク。1964年~1969年製なのでCBやZよりちょっと先輩ですね。
2 件のコメント:
こんばんは!
相変わらず活躍されていますね。・・・メグロのバイクってすごく歴史的なイメージがあります。
カワサキと合併したんですよね。W1でしたか音が非常に魅力的なバイクでしたよね。
直ってよかったです。長く現役でいてほしいと思います。
カワサキ合併後の最後のメグロブランドですね。
クランクケースやタンクのエンブレムはカワサキですが、タンクラバーのみメグロの名前が残ってます。
本日オーナーさんが取りに来て、無事トコトコと帰られました。
コメントを投稿