2020年4月7日火曜日

同級生の神経疾患と大動脈解離

1959年製の僕と同級生・・・・メグロS3がやってきました。

神経疾患(電気系の不具合)と大動脈解離(オイルラインからのリーク)を治します。
神経疾患はブレーキランプが点かないのと、後から追加してあったウインカーがメインスイッチ前から電源を取っていたのでメインスイッチ以降に変更。アポロは付いてるんですけどね。今どきの人はアポロが出ても判んないでしょ。

大動脈解離はシリンダーヘッドの給油ラインからのオイルリーク修理です。

先ずは神経疾患から。オーナーが配線図持ってきてくれました。

ブレーキの球・・・OK。球のコネクター・・・電気来てません。ブレーキスイッチ・・・生きてます。その途中か・・・・テールランプのホルダー外すと線を継いだ後が。しかしここまで来てません。継いであった所はギボシ端子に変更。途中が切れてるのかと追ってゆくと・・・スイッチ後の途中のギボシ端子が犯人でした。ギボシ端子を交換圧着しなおして完了。

次にウインカー・・・
メインスイッチから出ている線を追って、最短で配線できるところから分岐してウインカーリレーに完了。ついでにノーマルでもメインスイッチ経由していなかったブレーキランプもここから配線。
電気は完了。

オイルリークですがオーナーさん曰く、バンジョーのシールワッシャーを交換しても漏れている。バンジョーに入っているパイプ接続部分から出ている様だ。じっくり観察すると・・・・

接続部にクラックが入っている様です。外してみると、クラックが入った部分が動きますので、此処がリーク場所ですね。

脱脂してブラシで擦って、バーナーで炙った後にフラックス塗布して100Wの半田ごてで半田を流し込み。

暖気後、リークしないのを確認。周辺を一回りしてもリークは止まっています。大丈夫そうですね。
試乗時、左リターンシフトって初めてなので、結構あたふたしてしまいました・・・・

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