前編の続き。
オイル取り出し部はバンジョーで出そうかとFTR250やCB750FZのオイルラインで使っていたM7やM8のバンジョーボルトの価格を調べますが、純正部品は欠品全滅・・・・VT系のバンジョーボルトはM10なのでこれならブレーキ用のバンジョーと同じで大きすぎですね。
ちなみにK20のジェットノズルを買ったときにこれ用のバンジョーボルト(オイルジェットボルト)も買っておきました。よく見ると中にチェックバルブが付いているようで、メタル受けのエンジンなので圧力保持のため低回転時にはバルブが開かないように成っているようです。
ベアリングクランクのN360Eだと油圧が低いので、おそらくこのチェックバルブは開かないと思われます。
じゃボールベアリングクランクのエンジンのオイルジェットはどうなってるのと、たまたま見つけたDIO110のオイルジェット入手。やはりバルブ付かずに直接吹いてますね。
という訳でM8のバンジョー及びバンジョーボルトはホンダ純正部品を諦め、密林で買うことに。そして揃った部品がこちら。
K20用オイルジェット二個(これはノズル部分を切り取って使用)、内径φ4の真鍮パイプ、真鍮のティーズ、M8のバンジョーとバンジョーボルト。密林購入品は当然大陸製でバリが多いですので要修正です。ティーズに至っては鋳物のスで穴が開いていたので交換です。
センターベアリングキャップのバンジョーを付けたいところは平ではないので、GM-8300を盛って固めてからフライスで均しM8-p1.0のタップを立てます。
鉄製バンジョーはニップル部分を切り飛ばし、曲げた真鍮菅を入れて銀ロウ付けで配管します。ティーズもニップル部分を切り飛ばし、これは青銅製なので銅ローで接続。ステーも付けて前側の分岐まで完成。
分岐以降の配管を作る前にケース側に取り付けるステーのネジを作ります。オイルジェットの付け根付近にM6ナッターの駒をGM-8300で固定。
そして鉄板切り出してノズルのステー作り、分岐までの配管をクランクとの干渉をチェックしながら作成。
シリンダー側から見ると・・・・
ドライブチェーンノズル等の配管を塞がないでパーツクリーナーを吹いてみます。
梨汁ぶしゅー!!
他に圧力が抜けてる状態で吹いてますので行けそうですね♪
最後に分岐部分に補強追加。
さ、このオイルジェットを組み込んだエンジンは何時できるかな????
追記
CAD解析屋さんのサンプルでこんなのが有りました。こんな風に成ってることを期待してます。
CAD解析屋さんのサンプルでこんなのが有りました。こんな風に成ってることを期待してます。
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