セルを外しているのでキックは捨てられず検討。カウンターローギアはCB350が40Tでしたが、CB400Nでは41Tと成っていますのでキックギアのT数を小さなものにしなくては成りません。
CB350FやCB400Fのカウンターローギアが41Tです。色々買い込んだ部品の中にCB350Fのキックギアが有るのですが、軸距が異なるのかT数が小さすぎて付きそうにありません。また、キック軸支持の方法も異なるようです。
CB400Nのキックギア流用も考えました。キックギアだけ入手すればCB350に組めるかと検討しましたが、噛み込みギア位置関係が異なるため、ギアのラチェットギア角度が逆で使えません。キックギア一式流用はスプリングの位置の相違等で難しそうです。安いのが有ったら買って検討も良かったのですが、ヤフオクやebayではキックギア一式で出品無くバラしか有りません。
CB400Nキックギア
CB350後期キックギア
他を調べているうちにCB450のカウンターローギアも41Tでした。うちに有るCB450のクランクケース外側からおおよそのクラッチセンターとキックギアまでの寸法を測ると同じ????
パーツリストを見るとCB450のキックギアはCB350初期型のキックギア構造がほぼ一緒です。という事はCB350に組める??幸いヤフオクで安い出物が有ったのでポチリ♪
CB350初期キックギア
という訳でヤフオクで購入した物が届きました。
上からCB350、CB450、CB350Fそれぞれギア数が25T、26T、20T。はい、お分かりだと思いますがCB450のキックギアは駒数が多くて使えませんでした。シャフト径も太いし・・・・・
CB400Nのギアは23Tです。これで合うのでしたらCB400Nのカウンターシャフトとキックギア軸距はCB350と同じかもしれませんね。噛み込みギアの刻み角度が異なるのですが、加工前提でキックギア入手。上がCB350、下が買ったCB400Nのキックギア一部。構造が異なります。
ギアだけ取り出すと・・・・左がCB400N、右がCB350。ラチェットギア角度、駒数も違いますね。シャフト径もCB400Nが細いので仮組出来ません。
そこで評価用の軸を合せる治具を作って仮実装・・・・・ギアは合うようです。CB350とCB400Nのキックギア軸距は一緒なんですね。
ギア部だけCB400Nを削り出して、ラチェットギアはCB350のギアを削り落としたものに合体させて作るのかなぁ・・・・
おかげさまでギアの勉強をしました。同じ軸距のミッションでカウンターギアが同じT数なのにメインのギアのT数が異なるのはギアのモジュールと表現される「歯車の歯の大きさ」が異なるのですね。CB350とCB400Nのメイン/カウンターの軸距は変わりませんが、ローギアがCB350では17/40、CB400Nは15/41となっておりモジュール値が異なります。このそれぞれのモジュール値でカウンター/キックのギア比を計算するとほぼCB350とCB400Nが同じ軸距に成りました。納得です。
追記
よーく見ると購入したキックギヤは24Tですね。CB400Tの5速車のギアの様です。パーツリストを見るとCB400Nの6速車が23Tの様です。しかし、双方ともミッションのローギアはギア比が15/41と同じで上記モジュールも同じだと思われます。キックギアとの軸距も同じはずなのでなぜ駒数が異なるのでしょうか????判りません。
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