うちで整備させてもらってるイナズマ1200ですが、夏休みに行った四国ツーリングの帰りに土砂降りに会い、このときにフューズが切れて帰ってからも同じフューズがよく切れるので直してとのご依頼。
切れるのはこのフューズ。
さて、先ずはフューズに流れる電流測ってみますか。ところがうちには15A測れるテスターが無いですね。どこか探せば車用アンペアメーターは有るはずですが、探すのめんどくさいし・・・・仕方が無いので0.1Ωのセメント抵抗をフューズの両端に点けて、その間の電圧を計ることにします。1A:0.1V換算で測れます。
現状一番電流が流れるのはホーン鳴らしてブレーキ掛けてハザード点けたときです。デジタルテスターではピーク電流が見にくいのでアナログテスター取り出して測定。ホーン無しでおおよそMax8Aですね。加えてホーンが社外品が付いていて規格は4A×2。加算するとMax16Aなのでぎりアウトです。でも切れたときはホーン鳴らした時では無いそうで、その時にはハザード点けてないと遮断電流に達してないですしね。
先ずはフューズが切れると遮断される回路で手が入ってる場所から配線を追う事にします。ホーンの根本の配線がビニールテープで巻いてありますが、とりあえずここは大丈夫そうです・・・・更にフレーム側を見ると・・・・発見しました!!
過去に配線を継いで、ビニールテープ巻いたのがズレてしまってます。ここがショートしてあのフューズが切れたのでほぼ確定でしょう。
ここはしっかり半田付けと熱収縮チューブで治しますが、他のETC、グリップヒーター、ウインカーの後付けした配線も怪しいです。ビニールテープで継いであるところはほぼ半田付けしてありませんので、今後の為に全てやり直すことにします。
作業が終わった頃にスズキから配線図届きました。PDFにしてメールでくれれば早いのに・・・・参考と忘備録でスキャンして記載。クリックするとPDFにリンクしています。
最後にフューズとここの指定を20Aにして終了。
配線はちゃんと処置しましょう!!
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