2024年9月7日土曜日

RS100Dシート作り直し

 2005年、このバイクの名前がまだRS75Dで、これを作成の中でフレームやシートカウルに合せてシートベース作ってました。


この時スポンジを貼った出来上がりのイメージが強すぎて、シートベースの真ん中が出っ張ってる形状にしてしまいました。ここが丁度座骨の角に当り、長距離走ると尻が痛く成ります。あれからそろそろ20年。乗る方もだんだん辛くなってきたので、ようやっと作り直すことにします。

元のシートを切って加工することも考えましたが、ここは同じ方法で再作することに。金網で外形作成。この時座面は前回の様に出っ張らせずに平に。


剥離用と強度アップの為ガムテープを一面に貼ります。どうせスポンジ貼るので多少の何処凸凹は構わずこんな感じ。


そしてFRP積層。陽気がくそ暑いので硬化剤少なめにしたらちょっと少なすぎ?なかなか硬化しません。攪拌も足りなかったかも・・・熱帯夜二昼夜放置しましたが固まらず。


という訳で樹脂でガムテープもべとべとなので剥がして金網から再作業。二回目はちゃんと固まって成功♪
従来のシートベース(左)と比較すると座面がフラットです。


取付金具も埋め込むべく、金具作成して裏にFRPを裏打ち。


しかしこれがまた固まりません。固形材が二瓶在って、一瓶の固形材は酸っぱい匂いがしてましたっけ。どうも長年使ってなかったので変質したみたいです。固形材多めの樹脂を作って叩き込むように塗布すれば良いようなネットの書き込みが有ったので50ccの樹脂に劣化したのも含めてありったけの固形材混ぜた樹脂で実施。どうにかリカバリー。
淵を整えて。


スプレー接着剤を塗布してスポンジ接着。このスポンジは何かの梱包材として入ってた物をリサイクル。スポンジの外形を整えますが、切るハサミはかみさんに借りた裁ちばさみが一番切れました。


貼ったスポンジのチップが荒いのでこのまま表皮貼ったら表面に凸凹が出そうなので柔らかい薄いスポンジ(これも元梱包材)を上から貼ります。


表皮はホンダCRM50赤の社外品を取り寄せましたが幅が足りず・・・・仕方が無いので、前に作った時と同じだと思われるスーパーディオ用の被せるタイプ表皮を買い直したのが届きました。


周りに縫い付けてあるゴムが邪魔なので取り払ってシートベースにクリップで留めてみます。表面積的には良い感じですね。


表皮を引っ張りながら裏からタッピンネジと接着剤で留めます。ここは前回は接着剤だけでした。




車体に組み込み



完成。

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