2025年7月30日水曜日

HM1バモス タイミングベルト等交換だけじゃない

  HM1バモスですが、先日からベルトが鳴き始めました。エアコン掛けたとき始動すると鳴るので、エアコンベルトのテンション引きますが、しばらくすると鳴きます。更に車を止めたときにオイルの焦げた匂いがするように。雨の日は車の下の水たまりに虹が出てます。・・・・・・

前回イグニッション交換した時に判っていたヘッドカバーパッキンから漏ってるようです。200,000kmも既に達してタイミングベルト交換しなきゃと思いつつだいぶ放置し、あれから二年以上。今や220,000km・・・・重い腰を上げて整備開始。今回のメニューはタイミングベルト、ヘッドカバーパッキン、ファンベルト類の交換します。エア抜きが面倒なウオーターポンプとオイルシールは様子見て問題なければ今回は止めます。

先ずはオイルまみれのエンジン触りたくないのでアルカリ洗剤で洗浄。オイル漏れのためイグニッション交換した時以上に汚くなっていたのが、触っても良いかな程度に綺麗にしました。


シャッター側の軒下で作業始めます。


後ろを上げたので荷台からアプローチするエンジン上部に上がるには踏み台が便利です。
やはりクランクボルト外すのは大変です。インテグラでも苦労しましたっけ。クランク軸延長上にアクスルが有るのでインテグラの様にレンチ延長作戦は使えず。レンチの柄を下からジャッキで持ち上げトルクを掛け、最後はハンマーでショックを与えてやっと外れました。


ヘッドカバー、タイミングベルトカバー外しました。カム、クランクのオイルシールからのオイル漏れ、ウオーターポンプ水漏れ有りません。
カム周りは結構スラッジ有りますが、ウエスでふき取る程度で。ヘッドカバーはオイル漏れのせいもあってやたら汚いので洗っておきます。



外したタイミングベルトは奥の茶色い方、新しいのは手前の黒い方です。


合わせマークに従ってタイミングベルト組み直します。


ウオーターポンプとカム、クランクのオイルシールは問題ないようです。ところがクランク回すためにクランクプーリー付けてましたが、外す時にキー紛失。下に置いてあった部品、工具どかしても出てきません。という訳で部品発注で一日タイムロス発生でしたわ。

組み終わって始動確認すると・・・・エンジン前方からエンジンオイル垂れてきました。どうもヘッドガスケットだけではなく他の所からのオイル漏れだったことが発覚!!
オイル汚れがひどいので場所を確認するためにエンジン下回りをアルカリ系の洗浄剤で洗います。その後始動してオイル漏れ場所を確認します。
タービンへの給油出口のパイプ接続部にオイルが滲んでますが、垂れるほどでないですけどね。


タービン周辺から垂れてるように見えるのでタービン周辺のカバーを外しますが、ネジが固着して外れません。奥まっていてバイスプライヤーも掴めず、ナットブレーカーも入りません。タガネも接線方向から叩けません。仕方がないのでツイストソケット買いましたわ。
その状態でエンジン始動してもタービンから漏ってる様子はありません。下から上に覗き込むと上の方から漏れてタービンに垂れてる様です。ああ、タイミングベルト反対側のカムシャフトのシーリングプラグから漏ってました。

このシーリングプラグ、タービン給油出口のOリング類、タービンカバーの壊したネジ、エアクリーナーエレメントを追加発注したのが届いたので組み上げます。
付いていたシーリングプラグはこんなでした。漏れる訳だわ・・・・


タービン給油出口のOリングはカチカチで割れます。シーリングワッシャーはパーツリストの誤記?着いたものは径が異なるので付いていたワッシャーをオイルストーンで磨いて装着。


エアフィルターはこんなでした。フィルターはデフの上に在り、下からしか交換しかできません。更に交換時にボロボロこの埃が落ちてきます。


組み立て後、始動するもパワーが有りません。負圧ホースかセンサーコネクタ繋ぎ忘れを疑いましたが、結局タイミングベルトがズレてた様です。カム側の合わせマークが目視しにくいんですよね。
という訳で再び分解し再組立て。今回は確認のためにスマートフォン突っ込んで写真撮って合いマーク確認。


ようやく終了で、また絶好調です♪


備忘録。まだまだサービスカーとして頑張ってもらいますよー!!

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