ほかの車の車検でその車に取り付けるためにキャブオーバーホールしてから大分触って無かったSA-Zですが、欲しいって方が現れたのでいよいよ走るように整備することにします。
先ずは奥に追いやっていた車体を整備できる様に中央寄りに移動。
灯火器系問題なし。セル回ってオイルプレッシャーとチャージランプが消えます。フューエルポンプの音がしませんね。
リアシート下のフューエルポンプの蓋が難問です。床下に貫通しているネジの下に突き出た部分が錆び付いてます。ネジ二本欠損してポンプ摘出。フューエルフィルターは残ったガソリンが腐臭を漂わせます・・・・ポンプ摘出して単体試験。
ここを制御しているフューエルカットリレーをチェックします。先ずどこに有るんでしたっけ・・・・ああ、ダッシュボード下に有りました。左側コネクタの先のメッキのやつです。
フューエルポンプ外したついでにエンジン側からフューエルラインにエアを通してつまりが無いか確認。タンクも洗浄したままなので配管。ゲージはメーターまでの動作確認して無かったので写真は仮止め。その後確認して配線も終了。
エンジン周りの負圧、キャブ配管。この頃から環境配慮が進んで、エミッションコントロール装置が付いて負圧配管が多いです。
これでタンクにガソリン入れればキャブまでガソリン来るだろうとキーをオンにしますが、ポンプの音の間隔が広いです。最初は空打ちするはずですが・・・・タンクとポンプ間のホース確認しますが、問題なし。タンクのフューエル出口にホース繋いでエアを送りますが、圧を掛けるとホースが外れます・・・・あれれ?再びガソリン抜いてタンク単体にしてフューエル出口の貫通を確認しますがやはり通ってません。タンク洗浄した時に貫通してるか確認してなかった様です。
出口からキャブクリーナー塗布して、バイクのクラッチワイヤー切った物をドリルに咥えて洗浄を試みます。
そしてまたタンク洗浄して取り付け、配管。今度はキャブまできちっと来ました。
点火系はCDIが付いていたんですが、空冷Zに移植してしまったので新規に用意します。用意したのはスズキ純正ポイント点火式4気筒用イグニッションコイル。これハイテンションコードが長くて流用しやすいんですよね。
さて、これで始動できるはずです。オイルプレッシャーセンサー外してフューエルポンプを稼働させてキャブに十分ガソリンが溜めてセル駆動。
バッテリが弱かったのも有りますが、何度か試して始動出来ました。
バッテリが弱かったのも有りますが、何度か試して始動出来ました。
続く・・・
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