前のTY250修理のブログ見ていただいた方がシフトできないTY250を治せますかねと来訪。なかなか綺麗な個体です。確かにシフトペダルは動くがシフトドラムが回る形跡無いです。ばらしてみないと故障個所判らないのと、判っても部品が無ければ治らないかも・・・とお断りしてお預かり。
預かって置いておくと床にオイルのシミが出来ます。どこからかオイル漏れしてるみたいですね。ここも処置するために場所を確定しておきます。先ずアンダーガードを外して、ペパータオルでオムツを作って漏れる部分を特定します。
原因はクラッチレリーズシャフトのオイルシールだと判りました。これでやっとミッションオイルを抜けます。
さて本題のシフト出来ない件、右クランクケースカバー開けてクラッチ外すと・・・・シフトドラムを回す爪を押し上げているスプリングが折れています。もっと大きく壊れているのを予想していましたが・・・このスプリングの欠損のためシフトできなかった様です。
さて、このスプリング90508-08008-00、部品表の21番はヤマハに在庫なし。オランダのCMSにも無し・・・・折れやすいのかもしれませんね。
ebayで出品しているのを発見して手配します。
さて、待つこと20日。部品代の倍の送料かけてニュージャージー州からスプリングが届きました。
組み立てるとちゃんと爪が掛かってシフトできるように成りました。
レリーズシャフトのオイルシール交換とミッションオイル投入して完了。
さて、治ったのでオーナーに連絡したところ、スポークとタイヤ交換もご依頼されました。フロントのスポークはヤマハの国内在庫でありましたが、リアは無し。CMSで調べると僅かに在庫が有ったので発注。
到着後さくさくバラシて組み立て心出し。スポークもきれいになってヒビヒビタイヤもひげ付き新品になってシャキッとしました。
そして本日取りに来られました。
更にお代わりの不動TY250を置いて・・・・・