電気系を見てみようとシートを外します。そうそう、ロードパルの電装って発泡スチロールの入れ物に入ってましたっけ!!
とりあえずフライホイールを外してポイントを見ても見た目は綺麗な状態です。一様ポイントを磨いておきます。
エキサイターコイルが切れていないかポイントが離れているときに通電しても抵抗値が有るので切れていないようです。
再びフライホイール取り付けてゼンマイ回してイグニッションコイルの一次側を針式のアナログテスター(デジタルだと短期的な変化が見えないので)で見ると針がぴくぴく振れます。
じゃ、イグニッションコイルが怪しいと、一次側を外のバッテリにショートさせると元気よくプラグに火が飛びます。ううむぅ・・・・
そこで6Vカブのイグニッションコイルを借用して接続・・・・・これでも火が飛びません。
こうなったら次の手段。友人からロードパルと同じエンジンのパルフレイ。火花は飛ばないけどエンジンかからない個体を借用して色々比較してみます。
パルフレイのフラマグからロードパルのイグニッションコイルに接続すると火が飛びますが、逆は飛ばず・・・・
やはりフラマグ側ですね。という事でもう一回エキサイタコイルの抵抗値を計測。おおっ、ポイントが閉じた時と開いた時の抵抗値が一緒・・・・ポイントをグリグリ押すと抵抗値が低くなります。原因はポイントでした。
再度ヤスリでポイントを磨くと点火系復活!!
さて、次はキャブ。いつもの様に煮ますが、小排気量のキャブの小さな穴は貫通せず。オールドスクール手法でキャブクリーナーを吹きながら、荷札の針金で突っつくことしばし・・・・やっとスロー系が貫通。
なんとガスケットキットが出ました。
だいぶ統合されて使わないのも入ってますが、出てくれて助かります。
キャブが外れているついでで、ゼンマイを回してポートの負圧が有るかなと指で塞いでも感じません。もしやリードバルブが固着?とばらしてみると、ちゃんと負圧でリードバルブが動いています。疑ってごめんなさい。2st小排気量なので負圧が小さく判らなかっただけの様です。
キャブ装着して始動確認。ガソリンタンク内は錆びてるので仮タンク。オイルも注射器から・・・・
次はタンクをいつもの様に錆取り、コーティング・・・・ところがフューエルコックが通ってませんでした。部品が出そうなので発注すると欠品・・・・
それじゃ掃除。しかしいくら外から突いてもも貫通せず。キャブと一緒に煮ておけばよかったですね。
こうなったらと、カシメ部分をドリルで揉んで剥がすとこんなでした。
カシメ部分はM3のタップを切って、コックレバーガスケットは代替品(16957-ZE1-812)で交換。
3台(4台)終了したころにはすっかり秋めいてしまいました・・・・
タイヤもボロボロで交換。2.0-14が入手できず、仕方なく2.5-14。フェンダーなどぎりぎり干渉は無し。
そして完成。キャブ弄ってエンジンかかるようになったパルフレイと共に白煙で競演。パルフレイは何故か喧しいですね。
そうそう、タイKawasaki Leo SE120はブレーキ掛けるとハンドル低いわりにニーグリップできないのでアップハンドルにしてほしいという要望でアップハンドル化・・・・上から見るとスリムですねぇ!!
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