2021年9月12日日曜日

CBのLEDバルブチラチラ対策・・・完遂!!

 前回挫折した対策ですが、この時12V,2A以上のDC/DCコンバータは大きいくて価格も高いと思っていました。ところが出力電圧:5V~35V、出力電流最大4AのDC/DCコンバータが二個720円で売ってるのを密林で発見。早速ポチッと発注したものが届きました。

チョコレート菓子かと思うパッケージ・・・・・


中もチョコレート菓子並みの大きさ・・・・技術は進歩してますなぁ。その容量DC/DCだったら僕の古いイメージだと葉書半分大で厚さが15㎜位でしたから・・・・


密林では外国語を自動翻訳させたような怪しい説明で、色々確信が持てません。しかし、デバイスはXLSEMI製のXL6009を使用しているようですのでデータシートで調べます。参考回路にはBoost ConverterとBuck-Boost Converterの両方の回路があり、基板がどちらで作られているかはXL6009の3Pとダイオードのアノード間で導通を見れば確認できますね。結果はBuck-Boost Converter回路でした。

早速実験してみます。出力を12Vに設定し、LEDバルブを接続します。しかしこの状態だと入力変動に対して若干出力変動は有りますが、LEDバルブ側は10V付近まで電圧が下がらない限り輝度は大きく変化しないので大丈夫ですね。対策前は10V辺りまで変動してましたからね。


さて、では実際にCBに接続してみましょう。
コンバータ無し

コンバータ付き

ほほう、期待通り改善しましたね。
では基板のままではショートしそうなのでモールドしましょう。基板上のXL6009も放射温度計で測ると85℃に温度上昇しているのでヒートシンクも必要かな・・・

そこでサトー電気でTO220用ヒートシンク二個入手。丁度基板がヒートシンクの凹みに入ります。


ヒートシンクを二個結合して基板取り付けタップを切り、基板の裏面に出ていたDIP部品の足を平坦にした上にカプトンテープ貼ってねじ止め。最後に樹脂塗ったくってモジュール完成。


ライトケース内の転がすのも何なんでステー作成し取り付け。



悲願達成♪


自動車用デバイスで無く、信頼性評価もしていないので、真似する人はオウンリスクで…

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