CL90を走るように整備します。
さて、クラッチが張り付いてるのを剥がします。クラッチassyを外して慎重にはがします。
ドレインプラグはM13P1.5の補修用ドレインプラグでこの場をしのぎます。タップにはグリスを塗って切子が中に入らないようにし、更にクランクケースをフラッシング。
いずれクランクケースを割ったときにヘリサート処理ですね。
キャブレターはフロート内にカビが生えた様な酸化物でいっぱいです。アルカリ洗浄じゃ取れそうもないので、強酸性の溶液で短時間洗浄。水洗浄後にアルカリ溶剤でキャブ煮。錆はだいたい取れました。が、フロートピンとドレインプラグが取れません・・・・ビフォア/アフター
フロートピンとドレインは新オーナーがフライスを駆使して外して頂き、他も綺麗にしていただきました。組み立てて取り付け。
電気系は動くことを確認していたのですが、ポイントの線を繋げなければまりません。しかしケーブルの接続部・・・・クランクケースとフレームの間に微かに顔を出しているだけ。
外してもギボシ端子を接続しようとすると中に入ってしまい、接続することが難しそうです。更にプラグコードとプラグキャップの接触が悪いので1cm程切り詰めて再接続しようとしますが、プラグコードの樹脂がカチカチでプラグキャップのネジが入っていきません。そこでイグニッションコイル毎の交換が必要です。
で、コイルは何処に在るかというと、なんとクランクケースの上、エンジン搭載時はフレーム内に在るんですね。交換にはエンジン脱着が必須ですので降ろしました。
入手した社外6Vポイント用イグニッションコイルは大きさが異なるので、ステーを作成して取り付け。
と、クランクケースに留めているM5のネジを用意して締めようと思ったら入らない・・・・この頃のM5ネジは旧JISのP0.9なのでした・・・・・
ちなみにタペットカバーのM5ネジも旧JISでした。
ちなみにタペットカバーのM5ネジも旧JISでした。
クランクケースに締めるネジはカラーを入れて付いていたネジを使用するしかないですね。
取り付けてフレームに搭載。エンジンは新オーナーが磨きに来たので綺麗になりました。
ポイントケーブルを作ります。当時のパーツリストを見るとケーブルと一体に見えたので、ポイントを発注してみましたがケーブルは付いておらず。仕方がないのでガラスチューブに線材を入れてノーマル同等品を作ります。
端子類を付けて完成。
イグニッションスイッチもどうにかせねば。という事でモンキー用キーセット入手。ポイント点火なので、キーを捻るとOnに成る接点のみ使用します。
フレーム取付穴は若干広げる加工と周り止め加工すれば、押し込むことで樹脂ロックが掛かり固定できます。
マフラーも取り付けたので、とりあえずこれでキャブにガソリン入れればエンジンが掛かるはず。早速やってみます。
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