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2025年8月25日月曜日

前回と別個体のTX650セルオーバーホール

 TX650セルのオーバーホールしたブログ見て自分のもオーバーホールして欲しいと遠方よりセルをお持ちいただきました。

作業はほぼ一緒。前回はネジがなめましたが今回は無事外れました。
旋盤で整流子均して、電極間清掃。


これもブラシ(左が古い方)はそんなに減って無いので予備でお返し。


紙製の絶縁テープが洗浄したらぱりぱりと剥がれたので今様のカプトンテープで絶縁。


オイルシール交換し、グリスアップ、外装塗装して組み立て。

動作確認して終了。オーバーホール前より回転立ち上がりが良くなった気がします。


2025年8月24日日曜日

片肺W1SA

 エンジン片肺になって見て欲しいとW1SAが厚木から自走で来られました。
そう、宮ケ瀬に良く出没する車です。


状態確認。エンジン始動するとやはり片肺ですね。
この状態で右エアクリーナーにパーツクリーナー塗布するとエンジン止まります・・・・あ、インマニの左右連結から左側に入って止まったんだな。ところが再始動して連結ホース潰すとこれまたエンジン止まります。ちょっと理解できませんが、ここは保留。

確認続けます。プラグキャップから他のプラグ挿して点火確認:問題なし。プラグ外して左右コンプレッション測定:左右特に差異なし。



外したプラグで点火確認したところ右側火が飛ばず。これですね。手持ちの中古プラグ挿したところ点火。このプラグ挿入してキックしたところ始動。ただし、オイルスモーク・・・・

外した不良プラグの抵抗確認したら・・・・・・約100kΩ。見た目はこっちの方が新しっぽかったんですがね。


二気筒ともエンジンに火が入ったのでキャブ調整。ちなみにこの時左右連結チューブを潰すとアクセル開けてないとエンジン止まります。低回転では結構隣のキャブから吸気してるのですね。片肺の時の現象はこれでした。

オイルスモークは片肺時に出てたオイルが溜まって燃えてた様です。しばらくすると減少してきましたが、再始動して温まってくるとやはり少し出てきます。今回プラグがダメに成ったのもこのオイルが悪さしたと思われます。


オーナーに確認したところ、とりあえず今回はプラグ新調して、オイルスモークに関しては保留という事で・・・・納車。

と、お見送りたら直ぐに戻ってこられました。エンジン吹けないと・・・
プラグの不具合発見し、アイドリング調整して問題ないと判断し、試走してませんでしたわ。

その後、点火時期確認は問題なし。走るとキャブっぽい気がします。右フロート外すと・・・・・


右ジェットホルダーがグラグラ。ここから燃料や空気吸ってたんですね。アイドリング状態ではフロート内のガソリンが波打たず安定してたので現象出なかったと思われます。

その後、各ジェット掃除、フロートレベル調整して試走。問題ないですね。
無事納車。

2025年8月10日日曜日

K125クラッチ交換

 先日ボーリングの手配などしたK125のクラッチが調整しても滑るか、もしくはちゃんと切れない様になるとの事で入庫。クラッチフリクションディスク、スプリング、ミッションオイル、パッキンはお持ち込みです。

右カバー開けるためにはマフラーとステップ外す必要が有ります。


クラッチスプリングは引っ張ってピンが刺さ刺さってるのですね。スプリングフック使って分解。右が入っていたフリクションディスク3.45㎜、左新品3.6㎜。そんなに擦り減ってませんね。


クラッチスプリングはクラッチハウジングにスプリングが入るタップが切って合って、そこにネジ込んであります。が、ネジ込みがバラバラで出っぱってるのが多いです。


調べると裏にツライチまで捻じ込むのが正解の様で、このままの状態ではクラッチのストロークが短く成っちゃってますね。これが原因っぽいです。新品スプリングをハウジング裏にツライチに成るよう組み立て。

キックシャフトのオイルシール交換した右カバー、キャブ取り付けてミッションオイル入れてエンジンは完了です。分解するときに左マフラー固定しているボルトが緩めても無いのに脱落。スペーサー(09180-8009)は既に無くなっていました。パーツはメーカー欠品。しかしパーツリストに丁寧に寸法の記載(8.5x18x41.1)が有ったのでこれを作って実装しました。


近所を周回してクラッチ調整。滑らなく、きちっと切れるように成りました。納品して終了。

2025年7月31日木曜日

数年不動のSR400復活作戦

 エンジンが掛からなくなり、その後数年放置というSR400を路上復帰させます。

先ずは現状確認。フレーム番号がRH01Jから始まるので2001年からの再生産モデルですね。
 外見上は塗り直したタンクにセパレートハンドル、リヤサスはレイダウンのキットらしきものが入っていて車高が低いです。メインスタンド立てると後輪がこんなに上がります。



押し引き重いのはタイヤの空気が抜けですね。入れたら抜けないのでパンクではないようですが、長年空気抜けたまま放置なのでタイヤはひびが入ってます。
フロントブレーキは全く効きません。エンジンオイルはレベルゲージにかかりません。底からオイルが垂れるとの事ですので落ちちゃったのかな?下から覗くとオイル漏れはオイルパンパッキンにの様に見えます。


タンクは錆びてません。キャブのガソリンはドレインからさらさらしたガソリンが出てきました。匂いも腐ったガソリンの匂いではないのが救いです。


先ずは、どの程度痛んでるのか確認する必要が有りますね。始動できるか確認しますが、久しぶりの始動なのでプラグ穴から油を垂らしておきます。部品来たらオイルパン開けるのでとりあえずオイル足しておきます。次にバッテリー確認のためシートを外すと社外品と思われるアルミ板の上に電装類が実装されていました。バッテリ電圧は8V台なので交換ですが、新品が届くまで電装類確認の為とりあえず充電しておきます。


キーを捻って電装確認。灯火器、ウインカー、テール、ホーン問題ありません。一度キーを切ってチョーク引いて空キック数回後、キーを捻ってキック・・・・あれま、あっけなく始動。
ブレーキ確認します。パット残量は十分。ブレーキリザーバータンクは空です。フリュード交換するとブレーキも復活。

残りのメニューとしてはこんなかな・・・・
①オイルパンパッキン、ドレインワッシャ、オイルフィルタ交換
②タイヤ、チェーン交換、フォークブーツ交換
③スロットル、クラッチワイヤ交換
④電装品固定方方法とエアクリーナー改善
⑤車検と構造変更

スロットルワイヤは引き側しかありませんでした。更にアクセルワイヤ長が余ってたため無理くり取り廻したため曲がってます。


ショートアクセルワイヤに取り替えますが、アクセルの戻りが悪い。スロットル部など給油しても改善せず。なんとキャブのリターンスプリング掛かるところが違ってました。直して終了。


電装が実装してあるプレートに載ってるバッテリーがフレームの何かが留まっていたと思われるラグに干渉。オーナーに確認して切り取り塗装。


その後ラバー挟んで固定しサイドカバー干渉部を削ってこのプレート周りは完了。バッテリーも新調し、残りのタイヤ交換等々行い整備完了。
オイル漏れはエンジン底のオイルパン交換したら止まりました。

予約が取れず伸びてしまいましたが、構造変更と車検も無事終了。久しぶりの多摩試験場は勝手が判らん・・・納車して終了。


2025年7月29日火曜日

アドレスV125貰った

 前の会社の友人が、盗まれたアドレスV125のが発見されて戻ってきたそうです。しかし彼はもう乗らないし、置いてあるとまた狙われそうで物騒なので処分する・・・と。

物を確認すると、エキパイは途中からちょん切られてます。泥棒はシリンダーキーを交換してたようですが、警察から返される時にそれは証拠品として押収されたそうです。他にエアクリーナーが有りませんね。

マフラーは社外品をオーナーがもってたのでそれも頂けることに。ただしCOセンサーは無し。バッテリー繋いだところ灯火器類に問題は有りません。

なわけで新品COセンサーと足りないネジ類手配。キーシリンダー、エアクリーナーはヤフオク手配で部品揃えて組付けて完成です。始動も一発。ブレーキも問題ありませんでした。


スクーター+インジェクション+スズキと僕的に興味をそそる所もないので僕が乗る事も考えず、買った部品代と手間賃でヤフオク出品スタート。無事ちょっと高くなり落札されてドナドナされました。


2025年6月25日水曜日

TL125イーハトーブレストア/カスタム1

 打合せしてるとレストアというかもうカスタム案件ですね。
加工が終わったTL250用アルミタンクと英国に手配していた部品などが届いたので仮組してみます。
おっとTL250タンクの内側がエンジンマウントのボルトナットに干渉してます。

とりあえずエンジンマウントのボルトナット外してタンクシートを載せてみます。ハンドルロックのフレーム側にも干渉するのでこれは削除。TL250の三又使うことに成っていて、これにはハンドルロック付かないですしね。

TL125タンク用のリア側マウントも当たってるので、タンク後ろはもう少し下がる予定。タンクにはオーナーがこういう風に塗り分けてねとの指示が入ってます。



リアループも切りました。とりあえず切ったループを置いてみました。


タンクのフロント部分は1㎝位上げる必要があります。リアのループはもう少し長く残す感じですかね。

マフラーはワンオフはやめてRS200Tのマフラー落札して送ってこられました。とりあえずタイラップで仮止め。リアサスをレイダウンしたのでここには干渉しません。ノーマルエキパイとは若干角度が異なるのでどうにかせねば。


エアクリーナーは作り直すにしても形状を把握するためにノーマルエアクリーナーをマフラーに干渉する部分切り取ります。
リアループも含めてバランス確認。



エキパイが合わないのはノーマルマフラーの出口の曲がり部分を切り取ると直線的に成るので、合せて溶接ですね。


三又をばらしてTL250の三又が組めるか見てみます。ううむ、ステムシャフトの径が大きいですね。TL125がφ23に対してTL250はφ26です。長さも異なりますね。
TL125の溶接してあるステムシャフトを削って取り外します。


径が異なるところはカラーを用意して溶接します。TL250のボトムブリッジはクランプ式なので作ったステムシャフトをクランプします。


できた上下のカラーを使って溶接前に仮組みしてみます。懸念していたフロントアクスルシャフト径と長さ、更にドラムブレーキのストッパーもピッタリです。


おっとハンドルストッパーの形状が125と250と異なります。フレーム側にストッパー溶接が必要です。


リアループとステムシャフトを溶接しないと押し引きしにくいので先に溶接しておきます。
ハンドルストッパーもせっかくのアルミタンクにフォークが当たりそうなのでこれも溶接しておきます。



ストッパー長すぎましたね。塗装前に切ります。
とりあえずこの状態で次回のオーナーとのすり合わせまで保留にします。
続く・・・

2025年6月21日土曜日

TZR250R 3XVメンテナンス

 以前からキャリパーやフロントフォーク、キャブオーバーホールしていたTZR250 3XVがまたメンテにやってきました。今回のメニューは5年ぶりにキャブのオーバーホールとタンク錆処理、フロントブレーキローター交換他です。何時もの様にアンダーカウル外した状態で、レーシングスタンドをゴムで釣って御来場。

先ずはローター交換。サンスターのリプレイス品お持ち込み。



次にタンクです。このバイクも30年超えてるんですね。そこそこきてます。ガソリンコック抜くと細かい錆が・・・キャブのフロート室にも溜まってそうですね。



錆び取り剤で処理後タンクシーラー処置。コック周りのゴムも交換しておきます。抜いたガソリンは濾して入れます。


キャブはクリーナー外すのが知恵の輪。更にキャブに水路が付いてるので外すと水が垂れてきます・・・・
バラして何時もの様に煮て洗浄。キャブ本体分割部のパッキンは前回純正で出ないので交換しませんでしたが、社外品調達できたので交換します。その他Oリング類も交換です。


リードバルブの洗浄とその部分のパッキン交換。インシュレーターはまだ柔らかくて大丈夫ですね。ダメでも既にメーカー欠品ですがね・・・・


同じように後ろバンクのキャブとリードバルブパッキン交換します。前バンクと違う部品が有るので発注がめんどくさいですね。

始動確認し、エア、アイドリング調整。


ブレーキのエア抜き、チェーン張り調整してクーラント交換して・・・


完了。

2025年6月4日水曜日

N360車検

 N360の車検お願いされました。以前からこの個体は知ってるのですが色々問題が有りそうです。

N600のヒートエクスチェンジャーが付いていて、それ以降はワンオフマフラーに成っています。排気管とサブフレーム直後の防振マウントがだいぶ低く、更にストラットも短く加工してあるのでノーマルタイヤでは最低地上高が9㎝以下に成ってます。


とりあえず冬季バモスに使ってるマルチPCDホイールにはめてる145/80R12のスノータイヤを履けば最低地上高は稼げます。145/80R10はタイヤ外径が486 mm、145/80R12はタイヤ外径536 mmですので2.5cmほど最低地上高が上がります。ちょっとタイヤが外にはみ出ますが、車検が緩和されたので大丈夫かなぁ・・・
他にウインドウウォッシャーの手押しポンプが壊れてポンプから水漏れしてほぼ出ないので、車検対策で注射器に水を入れてホースに接続しておきます。



この状態で車検場に向かい、その前に車検場近くの予備検屋に持ち込んで光軸、サイドスリップ、排ガス調整してもらいます。が、光量足らないことが発覚して車検はキャンセルし帰宅。

確認してみるとH4ハロゲンには成ってるんですが、外すと球が黄ばんでます。また、バッテリー上り対策でバッテリーターミナルを何時も外してるそうで、その脱着ストレスでボディーアース線根元が切れてましたね・・・・



H4ハロゲンを新品に交換、アース線見直しとバッテリーターミナルスイッチ追加、ライトリレー追加しました。


145/80R12のタイヤでのはみ出しは念のためモールでも付けて挑もうかと思ってました。

ところが知人が5.00R10-4PRの車検用タイヤセット持ってると聞き、借用することに。これで車高、タイヤはみ出しともにクリアできます。

5.00R10-4PRはタイヤ外径が520 mm、8%程スピード計の誤差を見越して挑まなきゃならないですね。

色々有りましたが無事車検合格です。

最後に大家さんのN1と新旧比較写真。