2022年3月31日木曜日

CB450K1現状確認

 サルベージしたCB450K1の現状確認。

メインスタンド立てようと思いましたが、スタンドのアームが根元から折れました。これはヤフオクに出ていたので直ぐに落札し入手待ちです。

さて、メーターの距離計は18,680km・・・・・一回りしているとは思えないので実走行と思われます。200km/hまでのメーターなんですね!!

空気の抜けていたタイヤも空気を入れたところまだぺちゃんこに成ってないので、チューブやバルブは生きているようです。

プラグ穴から油を垂らし数日。プラグ外してキックするとちゃんとキックアームが降ります。また左右とも圧縮が有り一安心。

タンク内は若干錆有り。でも軽傷。


オイルレベルゲージを外してオイル確認。少なめですがそこそこ綺麗なオイルが入ってます。


アクセルワイヤ・・・固着無し、クラッチ、ブレーキレバーは共に動き、ブレーキも効いています。
ただし、シフトが出来ません。どこか不具合が有るようです。しかし停めるまでは問題なかったとの事なので、何かの固着が原因ですね。少なくとも右クランクケースカバーは開けないと・・・・ま、構造はCB250/350と同じなので開ければ判るんじゃないかと。

外装を銅ワイヤブラシで一部磨いてみました。



左吸気側カムカバーとキャブ、リアブレーキパネル一部。・・・・おっと綺麗に成るじゃないですね。リアフェンダーとマフラーも一部磨いてみましたが、これも綺麗に成ります。



モチベーション上がりました!!書類も有るので起こす方向で検討を進めます!!!

2022年3月30日水曜日

TL125不具合再発

 キャブをPE22に交換したので、花見兼キャブセッティングに行ってきました。菜の花、桜が満開です♪



河川敷の農道を全開にした後にプラグの焼けを見ていた後でした。冬の間出ていなかったエンジンが温まった状態で再始動すると火が飛ばない現象が再発しました。CDI交換して問題が出なくなったのは交換した時期に気温が下がったからかもしれません。

止まった場所は相模川の葉山島・・・・



やまがさんに電話したところ、仕事の合間に体を拾いに来て下さるとの事で、甘えさせていただきました。ありがとうございます!!
帰ってからバモスで戻ってTLをピックアップ。この時も再度火花の有無を確認しましたが、火は飛ばず・・・・


そして帰ってからキックすると・・・・・火が飛ぶじゃないですか!!
残るは買ったけど交換してなかったピックアップ、イグニッションコイル、エキサイタコイル、ハーネスの接触不良ですかねぇ。しかし、走っている時は不具合が起こらず、一回停まると再始動出来ない・・・・半導体っぽい感じがします。
とりあえず走るうちにキャブの不具合の修正を終わらせてしまいます。ニードル位置変更とジェット交換で調子が良く成りました。これでキャブ調整は終了。

TL125のキャブを弄る

 前から温まると燃料が薄いような様子を示すTL125ですが、キャブを外して確認することにします。

キャブを外すときにスタッドボルトから抜きにくかったので、よく見るとキャブが歪んでます・・・・


おそらくOリングが効いて居らず、温まるとここから二次空気吸って薄くなっていたと推測します。
キャブの取り付け面を削って面を出しても良かったのですが、うちに来た時から推定167ccにボアアップされ、ノーマルPC20では役不足も有るので、在庫のPE22に変更することにします。これは他のRS100D(PE24)、CB(PE31)、Z360(FCR35)と同じジェットが使え、セッティング用ジェットの在庫が有るのも良いですね。

インシュレーターはtakegawa製を使い、取り付けはスタッドボルトからボルトに変更します。ノーマルインシュレーターに付いている断熱板が無くなるので、何か作らないといけません。


インテーク側は口径、キャブボディー長さも大きいのでアダプタを作らないとノーマルエアクリーナーが使えませんね。

ノーマルエアクリーナーの外径とPE22の外径がほぼφ45です。内径φ45のシリコンホース入手して仮止めするとこんな感じです。


このホースが入る様にエアクリーナーケース穴拡大。


ホースを切り詰めて何とか接続。


キャブが大きいのでサイドカバーと干渉。切ってしまいます。


テフロン板で遮熱版作成。キャブも大きいので長くしました。


キャブのセッティングします。前のPC20に付いていたジェット番手を参考にしセットして始動。スローは丁度良いようです。メインジェットを交換しますが、マフラーが邪魔でバンドを緩めてキャブを捻らないと交換できません・・・・
とりあえず走る様に成ったので花見も兼ねてセッティングに出掛けます。



2022年3月27日日曜日

コロナ漬け(COVID19に非ず)

 今日はエクスチェンジマート開催。雨も上がって晴れの予報です。
出かけ途中でいつもRT50弄ってるSさんがシート外して出かける準備中に遭遇。自宅に寄って荷物積んでエクスチェンジマート出品との事で、同伴させていただくことにしました。


7時頃現地着。天気も非常に良くて、土手の桜並木も出店している間に開花が進んだ気がします。


9時頃に撤収。少し買い物もしました。
帰りの桜並木はきれいでした。


帰宅後、相模原中央自動車学校前で開催されていたマルシェに行ってブランチ。ここにもRT40系の左ハンドルコロナが置いてあるんです。






さて、戦利品はこれです。
N360Eの右カムホルダー、水冷レギュレーター、古い純正袋に入ったNOS部品とおまけのガバナーと一次ドライブチェン。


帰ってNOS部品の部品番号を調べるとSA Lifeのブレーキラインの様です。







お代わりのTY250

 TY250を前回修理して納車した時にこれも直してほしいとお代わりのTY250を持ってこられました。1974年式の初期型でクランクケースカバーがマグネシウムに成る前のモデルですね。たまにエンジンが止まるとの事で、電気かもと新品ハーネスもお持ち込みです。

急いでないとの事で着手が遅れましたが作業開始。持ってこられて直ぐに気が付いたのですが、スロットルが回りません。キャブの固着ですね。先ずはキャブのオーバーホールからです。いつものようにキャブを煮て、パッキンなど交換。前に修理した1977年式TYとキャブも違うんですね。フロートパッキンは出ましたが、出ないOリング(3番)が有ります。


色々探してホンダのキャブで使っているのが使えました。これでキャブは完了。車に取り付け始動を試みます。


ところがなかなか始動せず初爆のみしか確認できません。プラグ外しても毎回オイルでべっとり。
そういやキックががやたら重たく、ケッチンを食らいそうです。もしかしたらクランクケース内がオイルがたっぷり入って一次圧縮が高いのかも・・・・とリードバルブを外してクランクケース下までホースを入れ、注射器で吸ってみると・・・・沢山オイルが出てきます。


ホースが底まで到達していないと思われる状況で注射器3本分(25cc×3)75cc採血できました!!
オイルポンプ排出量の設定が大きいのなとチェックしようとカバーを外すと・・・・・・


見慣れぬオイルポンプが付いていて、アクセルワイヤーとは繋がっていません・・・・・・
色々調べたところ、1984年製TY250Sのオイルポンプらしき物を加工して付けているようです。付ける向きも下の図から180度傾いでますね。
さてこのオイルポンプ、どうやらアクセル開度に連動して排出量を調整していないようです。
ポンプは入手できないので、背に腹は代えられず・・・・ケースからオイル抜いた状態で再始動を試みます。

見事始動・・・・まだケース内にオイルが残ってたんですね。アイドリングで煙幕状態!!


オーナーさんにこのオイルポンプだとオイル排出量が多すぎる様なのでどうしましょうかとお聞きしたところ、ドナーが有るので持ってゆきます・・・・と。また、止まっちゃうときはいつもプラグがオイルだらけでしたとのお話を聞いて、この原因は電気じゃなくてこのオイル過多のためですね。
到着しました。初期型1974年式TY250が二台に・・・・ドナーはタンクなど色々部品が置き換わってますね。


そしてドナーからポンプ摘出して・・・・


前にやった1977年式TY250は右カバーを開けて、アイドルギアのEクリップを外さないと取り外せませんでしたが、この年式はアイドルギアが無いので取り付けネジを外せば取れるんですね。

1974年式

1977年式

1984年製TY250Sのオイルポンプはシャフトが合わないのでアダプタも作ってありましたので取り付けには苦労したんでしょうね。
ドナーからオイルポンプ移植してエア抜きして完了。

この個体も前の1977年式と同様にクラッチレリーズレバー付け根からオイル漏れしています。これも交換。更にお客さんからチャンバーのオイル漏れが酷いのでこれも対策してほしいと言われてます。
チャンバー外すと・・・・・・



サイレンサーもオイルがたっぷり出てきます。まあ、クランクケースがオイルだらけでしたからね。
アルカリ溶剤で中を洗浄してエキゾーストガスケットとサイレンサー付け根のオイルリング交換して完成。



2022年3月24日木曜日

水戸サルベージ作戦

 昨日(3/23)、前日積雪3cmだった水戸市近郊にサルベージに行ってきました。

先ずはモトグッチV35ルマンⅡを引きずり出し、レンタカーのトラックを坂の途中まで下げたところ、前日の雪に濡れた草のためトラックが脱出できなくなってしまいました。



すったもんだしているうちに車は少しづつ下がってしまい、最後はオーナーさんのお知り合いのクルマで引っ張ってもらってようやく脱出・・・・2時間のロスでした。


この滑りやすい坂を空気の抜けたバイクを押し上げ、二台目のCB450も引き揚げます。オーナーさんとおいらはもうヘロヘロです。


本当はこのR2の後ろに有るCL90も引き上げる予定でしたが、R2が動かず断念。また、CB350のエンジン等々も有りましたが、運べるものだけ救出。


このR2も不要との事ですので、欲しい方はDM下さい。

そしてサルベージしたものをトラックに積み込み。






2時間のロスと帰りのC2西新宿JCT渋滞でレンタカーは遅延。疲れましたわ。

そして本日、筋肉痛を押して洗車してみました。写真では綺麗に見えますが・・・・




さあて、どうしますかね。