2025年10月4日土曜日

RS100D始動せず

 9月25日、SA-Zの残作業もだいぶ見えてきたので、ちーさんと黄色ナンバーで軽くお出かけしようとRS100Dを引っ張り出すも始動せず。8月30日にガレージのレイアウト変更した時始動確認してたんですけどね。あっという間にあれからほぼひと月。


お出かけは中止して原因追及します。一瞬かかったのですが、その後うんともすんとも。ガソリンは来てます。プラグの火は・・・・最初飛んでたんですが、再度確認すると飛んでませんね。ポイント磨いても改善せず。フライホイール外して見ます。あら?エキサイタコイルが芯から動きます・・・


スペアのステーターComp.(右)にはコイル左右にベーク板が有りますね。何故無くなった?仕様違い???昔の写真見ても付いてないので脱落したわけでは無いようです。いずれにしてもここが原因ぽいです。


発電側コイルは全波整流化してます。クランクキーもAPEクランクにフライホイールマグネトーにするために加工も見えます。12V化した時の写真見てもコイルサイドのベーク板は付いてないので脱落したわけでは無いようです。接着剤が劣化したんですかね・・・・


なんとなくオイリーなのでクランクオイルシールとニュートラルスイッチのOリングも念のため交換しておきます。ニュートラルスイッチ使ってないのですけどね・・・


交換するスペアのステーターComp.にも全波整流の加工とコネクタ変えてるのでハーネス加工を施します。ポイントも磨いておきます。

組み立てて点火時期調整中にフライホイールナット仮止めを忘れて始動してしまいました。はいキーがダメに成りました・・・・
段付きキーを作り直します。前回は片方だけ削りましたが、これではトップマークの位置が変わるので今回は両面半分ずつ削って作成。


フライス動かしたついでに点火のベースプレートに長穴加工。
ポイントギャップでしか点火時期調整しかできないのでね・・・・


はい、無事始動しました。点火時期調整も出来ましたが、この調整できるようにしたネジは結局フライホイール外さないと回せませんでした・・・・


点火時期調整中に倒してブレーキレバー折ったのは内緒…


チェーン洗浄オイル塗布して終了。

2025年9月30日火曜日

SA-Zを走る様に

 ほかの車の車検でその車に取り付けるためにキャブオーバーホールしてから大分触って無かったSA-Zですが、欲しいって方が現れたのでいよいよ走るように整備することにします。
先ずは奥に追いやっていた車体を整備できる様に中央寄りに移動。


ガレージ内で長期保管してたので埃だらけなので洗車。9月半ばだというのにまだ暑いですわ。


点火系は外してあるので、それ以外をバッテリーをジャンプケーブルで繋いで各部確認。セル回す前にはプラグ外してオイルをちょっと垂らしておきます。
灯火器系問題なし。セル回ってオイルプレッシャーとチャージランプが消えます。フューエルポンプの音がしませんね。
リアシート下のフューエルポンプの蓋が難問です。床下に貫通しているネジの下に突き出た部分が錆び付いてます。ネジ二本欠損してポンプ摘出。フューエルフィルターは残ったガソリンが腐臭を漂わせます・・・・ポンプ摘出して単体試験。


動きますね。車体に再度配線して試験します。SA-Zからフューエルカットリレーが付いて、セルが回っているかオイルプレッシャー掛かってる時しかフューエルポンプ回らない様な回路ですね。そこでオイルプレッシャースイッチのコネクタ外してイグニッションON・・・ううむ、フューエルポンプは回りません。


ここを制御しているフューエルカットリレーをチェックします。先ずどこに有るんでしたっけ・・・・ああ、ダッシュボード下に有りました。左側コネクタの先のメッキのやつです。


リレー単品で確認したところちゃんと機能してそうです。リレー無しで配線して確認、リレーの配線からポンプ繋いで確認、いずれも動きません。ポンプの電圧測ったところ10V程に低下してました。再度リレー単体で電圧低くても動くか確認したところ10V程度では動きませんね。その後12Vに電圧上げて動作続けてると10V以下でも動く様に成りました。ずっと動いてなかったのでポンプのダイアフラムに古いガソリンが固まって抵抗が大きくなっていたのですかね。実車に取り付けると動く様に成りました。一様ポンプばらしてダイアフラム周辺をお掃除しておきます。


フューエルポンプ外したついでにエンジン側からフューエルラインにエアを通してつまりが無いか確認。タンクも洗浄したままなので配管。ゲージはメーターまでの動作確認して無かったので写真は仮止め。その後確認して配線も終了。


エンジン周りの負圧、キャブ配管。この頃から環境配慮が進んで、エミッションコントロール装置が付いて負圧配管が多いです。


これでタンクにガソリン入れればキャブまでガソリン来るだろうとキーをオンにしますが、ポンプの音の間隔が広いです。最初は空打ちするはずですが・・・・タンクとポンプ間のホース確認しますが、問題なし。タンクのフューエル出口にホース繋いでエアを送りますが、圧を掛けるとホースが外れます・・・・あれれ?再びガソリン抜いてタンク単体にしてフューエル出口の貫通を確認しますがやはり通ってません。タンク洗浄した時に貫通してるか確認してなかった様です。
出口からキャブクリーナー塗布して、バイクのクラッチワイヤー切った物をドリルに咥えて洗浄を試みます。


塗布とドリル繰り返す事、苦節2時間で貫通しました。ふう。
そしてまたタンク洗浄して取り付け、配管。今度はキャブまできちっと来ました。

点火系はCDIが付いていたんですが、空冷Zに移植してしまったので新規に用意します。用意したのはスズキ純正ポイント点火式4気筒用イグニッションコイル。これハイテンションコードが長くて流用しやすいんですよね。


さて、これで始動できるはずです。オイルプレッシャーセンサー外してフューエルポンプを稼働させてキャブに十分ガソリンが溜めてセル駆動。
バッテリが弱かったのも有りますが、何度か試して始動出来ました。


おそらく22年ぶりの始動と思われます。排気管からは埃が噴き出してきましたわ♪


続く・・・

2025年9月26日金曜日

タイミングライト修理というか失せ物代替品作成

 点火時期見ようとタイミングライト取り出してみると電池と電池の蓋が有りません。電池切れて外したままで蓋も紛失したっぽいです。
このタイミングライトは買ってからもう20年以上ですかね。当時東急ハンズ(当時は品ぞろいが良かった)で買った記憶が有ります。コンパクトで気に入ってるんです。

興和精機製ですが、今の製品ラインナップではタイミングライトは有りませんねぇ。

さて、蓋が無ければ作るか。電池のプラスと横の電極を繋げれば良いようです。スプリングは奥のマイナス側に付いてますね。作る方にスプリング用意しなくても大丈夫。



ちょうど1tの真鍮版の端切れが有ったのでこんなの作成。



ピックアップ収納時も問題ありません。


動作確認して終了。


2025年9月16日火曜日

Z360エンジン搭載とメーターパネル取り付け

 ドライブシャフトもできたのでエンジン搭載します。

8月第一週エンジンススタンドからサブフレームに乗せ換え。スペアエンジンをエンジンスタンドに乗せます。気温35℃以上でやる仕事じゃないな…



サブフレーム上にボディー着地。サブフレームのマウントは前回作ったMCナイロン


これ以降、暑いのと体調不良と依頼作業が有り作業が捗らず。お盆明けにエンジン搭載。


その後ぎっくり腰もあり、ほぼ三週後に入りマフラー、足回りなど取り付け作業開始。ドライブシャフト先のCクリップを用意してあったのですが、ここに使っちゃたの忘れてて再手配・・・・


メーターパネルがちゃんと付いてないので始動確認できませんね。メーターパネル車内配線。暑いのでポイントクーラー大活躍♪


カットオフスイッチは助手席後ろに設置してあるバッテリからエンジンに接続している-端子のケーブルの途中で切ることにします。ところがこの22sq線材が近所ホームセンターで買えてたんですが閉店しちゃってて、結局四軒はしごしてやっと買えました。


スイッチ裏に太い配線なので結構タイトに成りました。


これで始動出来ます。


あれ、カットオフスイッチで切れませんねぇ。エンジン始動する前は全部切れてたんですけど・・・・あっ、発電機動いてるのでそれで給電して止まらないのね・・・・配線し直しです。

バッテリ+発電機の配線とその他負荷のプラス腺で切らなきゃダメですねぇ。プラス腺引き回したくないけど他に方法無いです・・・・
スイッチへの配線がアース線でなくなるので端子にはターミナルカバーを入れます。


他のとっ散らかってた配線も直して敬老の日の連休の翌日作業完了。


ガソリンがすっからかんだったので給油に出かけます。32℃超えてるそうでセッティングが超濃いですわ。人間も暑いので即帰宅。フューエルメーターも満タンにしたらちゃんと振れました。


2025年9月14日日曜日

藤野のConamont Baicentに行ってきました

 5月に閉店した淵野辺のSucrecoの店主が藤野の山中に開いたCafe、Conamont Baicentに行ってきました。
片道約一時間と丁度良いドライブですね。


頂いたのはイノシシミートソースのタルティーヌとマンデリンコーヒー、イチジクのタルト。美味しゅうございました♪


今日はインテグラでしたが、バイクやZ360でも良いですねぇ。また行きます♪


2025年9月10日水曜日

TL125イーハトーブレストア/カスタム3

 続き。タンクをバフに出す前に剥離します。


水洗いのついでにリークテスト・・・・
あれ?水滴が出てきますねぇ。


バフの前にシーラー処理と考えましたが。バフ屋さんに聞いたところ、バフ掛ける時は触れないほど温度が上がるそうです。シーラー剤がダメに成るかもしれないのでバフの後で処理することにします。

バフ屋さんからマフラーとタンクが上がってきました。まぶしいです!!



フレームとタンクを塗装屋さんに搬入。塗装出来上がる間に他の作業しなきゃね・・・・

続く・・・

2025年9月4日木曜日

やっちまいました、ぎっくり腰

 家でビール飲みながら夕飯食べてた後にそのままソファーで寝込んで、起きなきゃと起き上がったら腰に激痛!!

その日は湿布貼って、這うように寝室に行ってそのまま寝ました。

翌日の朝、車で昔よく通っていた接骨院へ直行。マッサージと電気でだいぶ改善。仕事場には行きましたが特に仕事せず猫に構ってもらいました。
その晩は温湯の風呂に浸かり、腰の筋肉を伸ばして更に改善。

最近病気やケガが多いなぁ。取れないネジを回そうと頑張ったら工具が折れ、その工具の断面で出血。


溶接直後の溶接トーチに手をついて指先水ぶくれ・・・・


とりあえず腰も含めて快方に向かってます。

2025年9月2日火曜日

TL125イーハトーブレストア/カスタム2

 これの続き。TL250アクスルシャフト径は同じで一安心でしたが、タイヤセンターが出てませんでした。採寸したところ、右側だけ長いカラーを作ればセンターが出ます。これをアルミで作成。これでタイヤがちゃんとフォーク間の中心に来ました。


RS200Tのマフラーのチャンバーが水平に成る様注意してステー作成し、溶接。アルミリアフェンダーのステーは樹脂製のノーマルフェンダー前側を加工してステーにすることにし、チャンバーに干渉しないよう切断。



現状のシルエット。(リアフェンダーはノーマル仮止め)


前回作ったハンドルストッパーですが、トライアル車にしては切れ角が少なすぎるので作り直し。これでうちのTLと切れ角が同等に成りました。




これでフォークと干渉しない様にタンクの位置決めが検討出来ます。
位置出ししてタンクリア、フロントのマウント溶接しタンク装着。




TLR200用サイドスタンドと社外チェーンテンショナー取り付けも依頼されてます。スイングアームは高ナットを旋盤で丸くした物をスイングアームに穴あけして溶接。この後、ストッパー削ってもう少し前へ倒れるようにしました。

テンショナーはスイングアームとリアホイールの組み合わせでスプロケット延長線上の位置出しして取り付け。


これでエンジン降ろしてフレーム単体にし、要らないボスやノーマルスタンドベースを切り取り、手が入らなかった追加ステーの裏側を溶接してフレーム関連は完了です。


タンク、マフラーはバフ屋さんで磨いてもらい、その後フレームとタンクを塗装屋さんにお願いする予定です。

続く・・・・