2025年3月3日月曜日

CB/MB 身体測定と修正すべき点備忘録

 とりあえず走ったCB/MBですが、今のうちに身体測定。

車重を体重計二個で。後はメジャー測定。結果とRS125Rと比較。

CB/MB
RS125R
1984年型1992年型1995年型
鉄フレームNF4NX4
全長(mm)1800182018301800
全幅(mm)550510560570
全高(mm)10501050985995
ホイールベース(mm)1270123012601215
シート高(mm)670770
車重(kg)89727171.5

軽く出来たと思ってましたが、鉄フレームのRS125Rと比較しても17kg重たいです。市販車フレームベースと4stエンジンの為ですね。
でもCB125JXの104kgより15kg軽く出来ました♪

走った後の修正すべき点。
1.ハンドル切れ角が少ない
2.ハンドル上のカウルが低く、プロテクター付きのグローブと干渉
3.思ったよりブレーキが効かない
4.充電系改善
5.チェーンスライダーが必要
6.タコメーターが無い
7.ライトをカウルマウントにしたため整備性が悪い

とりあえず現状思い付くのはこんな項目。そのうち対策しましょう。それまでガレージ奥に・・・・


2025年3月2日日曜日

CB/MB シェイクダウンでヤマトオートバイミーティング参加

 今日はヤマトオートバイミーティングでした。昨年集まり過ぎたので、告知無しの口コミだけでした。

朝から準備して始動を試みますが、最初にかかって直ぐ止まってしまいました。ガソリンかなと思ってキャブの配管外すと出てきません。こりゃタンクシーラーが固まって無くてコックに入ったかなと調べると案の定・・・
ドリルの歯でこじり出して始動出来ましたが、今度はキャブがオーバーフロー。シーラーのカスがフロートバルブに引っ掛かったんでしょうね。バラシて組み直したら止まりました。この間、一緒に行くことに成っていたちーさん夫婦にお手伝い頂き助かりました。ありがとうございました。


どうにか始動して、イエローキャブのメンバーと待ち合わせたコンビニに集合。あれ?ウインカーとライト点きません。フューズはOkay、バッテリの端子をドライバーでショートしても火が出ません。密閉式のバッテリーなので過充電ですねぇ。今朝の充電が問題だったか、レギュレーターがおかしいかでしょう。とりあえず皆さんに挟んでもらってウインカー無しで向かう事にします。マグネトー点火で良かったぁ。

とりあえず現地着。口コミだけの割にはがそこそこ集まってます。


色々なお知り合いとご挨拶。知らない人は鉄フレームのRS125Rだとおもわれた用で、MB80にフレームですよと何回か教えます。

変態バイクや古いのが沢山来てました。









結局35kmほど走りましたが、走り出しのトラブル以外はチェーンの初期伸びでスイングアームに当たって音が出たくらいです。ま、色々改良する点はありますが、チェーンラインが合わないと慌て始めてから2週間で走れるように成ったので良しとしましょう。

帰ってからうちの”動く”プロジェクトバイクを並べて始動させておきました。



2025年3月1日土曜日

CB/MB 燃料系とキャブ調整

 MB80のフレームを125ccに書類変更した後に廃車にしたのが・・・・ちょうど10年前でした。再登録しましたよ。自賠責も5年入れました。

さて、RS125R用の底を改造したタンクですが、コックが有りません。フューエルラインにコックを追加します。


ところがガソリン入れたらピンホールが有る様でガソリンが染みてきます。タンクシーラーの在庫が有ったので処理。かみさんのヘアカーラー借用してタンク入口に取り付け、温めと風圧によって出口塞がれるのを防ぎます。


その間キャブ調整。と思ったら始動できません。フラマグからバッテリー点火に戻したり色々やりましたがなかなか始動できません。ポイントかなとポイントカバー開けると・・・コンデンサ入って無いですね。パーツリスト見るとコイル側にコンデンサが付いてた様です。ごそごそと部品箱漁るとCB250/350のコイルに付いてるコンデンサ発見。これを取り付けた所やっと始動。今日は4月の気温との予報通り暖かいです。キックしているうちに暑くてTシャツでしたわ。


やっとキャブです。このCB/MBにはCB250/350と同じCRM250用PE31を付けてありますが、比較すると単気筒当たりの排気量は約1/1.5と少なく成ります。口径的には大きいですね。CB250/350はメイン:#115,スロー:#55が付いてます。京浜のジェット番手は口径ですので、排気量比率でジェット口径を計算してみるとメイン:#98,スロー:#45が相当だと思われますので、ここから調整を始めます。
あ、その前に2stでエンブレ時に焼き付かないように開いているパイロットアウトレットを塞ぎます。これはCB250/350も同様にやってます

ところが、なかなかスロー系が決まりません。CB250/350と比較して負圧が低いのでスロー太くしないと吸い上げないんじゃとのアドバイスから太くしてゆくと#65位でアイドリングするようになりました。メインは#85でとりあえず空回しで上まで回る様に。タンク無しでワンブロック周回試走。
あ、この前にシートスポンジ貼りました。

キャブセッティングは今一つですが、とりあえず走ることを確認。
エンジン始動しながら発電を確認しますが、今回発電機側を全波整流対応の改造しなかったため、アイドリングでは電圧が上がりませんでした。フラマグなのでとりあえずなら走れますね。
タンクシーラーが固まるのを待つ間にタンクにウイングマーク貼ります。さて、どれにしようかな?


ほんとはフレームの時代考証的に黄色にしたかったのですが、持ってるステッカーはタンクには若干大きいので、今回は70年台のウイングマークにしました。



これも良いでしょ♪


2025年2月27日木曜日

CB/MB灯火器系

 走る,止まるは出来るように成ったので電気系。

灯火器はLEDにするので12V化は必須です。先ずはバッテリーホルダー作成。

コンパクトなハンドルスイッチですがクラッチレバーホルダーに干渉する所を削ってなるべく奥に、更にキルスイッチも装着。



配線を後ろまで回す線を減らすためにバーエンドウインカー/ミラーにします。車両最大幅に有れば後ろから見えるでしょ。ベスパなんてここですからね。で、こんなの左右セット品購入してありました。


入手したウインカーとミラーを加工して取り付け。(ミラーは右のみ)


光らせてみました。これなら後ろから見える?


ライトとテールランプも装着。ライトは点灯させてみます。ちょっとヤマハYZFっぽい場所ですね。



その他細かい部品取り付けの為の作業・・・・リアブレーキスイッチ。


メインキー、これはハンドル切るとキートップが干渉するので没。


作り直して他の電装品実装。



メインハーネスの着手前に配線の検討してたのですが、今載ってるエンジンはとりあえずのTL125エンジンです。良く良く調べたらポイント式のTL125はエキサイタコイルの付いたフライホイールマグネトー点火で、CB125JXは同じポイントでもインナーローター発電機でバッテリー点火と異なります。とりあえず走らせることを優先してTL125用の配線にしちゃいましょう。エンジン積みかえたときにインナーローター用に直すという事で・・・



セパレートハンドルが絞られてるため、ウインカーは正面から見ると投影面積が狭くレバーも有って見にくいですね。幸いヘッドライトに採用したランプが黄色にも光るので、制限抵抗220Ωでちょっと暗くしてウインカーとして動作させることにします。
配線でめんどくさいのはLEDランプ、ウインカーの線が細くてギボシ端子付けられません。良い物見つけました。これなら外す時もレバー捻るだけ。


配線終了しチェック。ここでは鳴らしませんでしたが、ホーンも鳴ります。点火はフラマグ用のイグニッションコイルに交換し、空キックでプラグに火が飛ぶのを確認。


あと少しです。充電系のチェック、キャブセッティングですかね。あ、今回キルスイッチの配線サボりました・・・・

2025年2月25日火曜日

CB/MB駆動系

 さて、ブレーキ系もエア抜きで動作するように成ったので駆動系に着手。415のドライブスプロケット付けようと合わせると・・・なんとフィキシングプレートと合わせてスプラインが合いません。どうも50cc系用のドライブスプロケットだった様です。428のスプロケットを薄くして415に対応させようかと思いましたが、415と428チェンはピッチは同じでもローラー径が異なるので断念・・・・

更にリアハブにスプロケット装着するとチェンラインが合ってない気がします。CB/MBとは呼んでますが現状は同じ系統エンジンでとりあえず動いてるTL125のエンジンが載ってます。このTL125とCB125JXのスプロケットオフセット違ったのかと測ってみるとやはり同じ。以前チェーンラインは問題無いと思ってたのが間違っていたようです。アルミのアングル材をリアスプロケット外側にクランプして測定してみます。428スプロケット一枚分の厚さ以上に違いますねぇ



RS125Rのリアスプロケットの構造はスプロケットにM10のヘキサボルトが留まり(#1)、この頭がハブダンパー(#5)でホイールに嵌ってます。これをベアリング付きのカラー(#3,#7,#22)で押さえてます。この構造を踏まえてリアスプロケットを外にオフセットしなくてはなりません。

作戦は現行のリアスプロケットと同じ形状でスペーサー作ってもらいます。428-38Tのブランクスプロケットを入手し、428のスプロケットは内径を#8と同径に穴を開け、取り付けナットがスイングアームに干渉しないよう取り付け部は薄くしてもらいます。これらを供締めしてハブに取り付けられるよう加工する作戦です。
この内容でやまが商店さんへ加工依頼。
同時にドライブスプロケットも17Tを発注。CB125JX(15-35)と比較するとちょっとハイギアードですが、フロントに大きなスプロケット入れないとアルミスイングアームが太いので干渉しそうで・・・

チェーンも発注します。
Lp=(N1+N2)/2+2Cp+{(N2-N1)/2π}^2/Cp
Lp :チェーン全長(ピッチ数)
N1:小スプロケット歯数
N2:大スプロケット歯数
Cp :両スプロケット軸間距離/チェーンピッチ
計算すると・・・・
Lp=(17+38)/2+2*525/12.7+{(38-17)/2π}^2/(525/12.7)≒114
今回は納期の関係で120リンクのOリング無しの幅が薄いチェン発注。

お願いしていたスペーサーとスプロケットが出来ました。カラーは手で入る程度の精度で。やまがさん有難うございます♪



これでも若干オフセットが足りないので、ドライブスプロケットもフィキシングボルトの間にワッシャ入れて奥に入れ込みます。


チェーンも114ピッチに切って装着。良い感じですが、ドライブスプロケットを奥に入れたのと歯数が大きいこともあってチェーンがクランクケースにちょっと干渉するので、ケースの当たる部分を若干削りました。これでチェーンラインが出ました。


やっとリアホイールが付いたのでリアブレーキのエア抜きが出来ます。フロント共に実施。
駆動系は完了です。

その後、CBR125R用415コンバートドライブスプロケットが売ってるのを発見。CBR125RとCB125JXのフィキシングプレートは共通です。415チェーンの方が格段に軽しNSF250Rでも使ってるのでトルク的にも問題ないでしょう、そのうちこれに交換しますわ。

テスター修理

 以前より液晶の表示が怪しく成って来たテスターですが、こんこん叩くと動いてたりしてました。この状態だとイライラするので、ハーネス作成の前に重い腰を上げて修理。

裏ブタ開けて基板を見ると、液晶のゼブラコネクタを固定している液晶の枠のカシメが緩く成ってました。カシメて電源入れると快調です♪



ケースに入れて終了。
テスター棒用とワニ口用と二種のケーブルを常備してます。



2025年2月21日金曜日

VCARB 02発表

 今年は各チーム合同の派手な新車発表でしたね。角田選手の乗る「ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム」の車も発表されました。

今年度のカラーリングは2021年のレッドブルRB16Bの「ありがとう号」の様な白基調ですね。今年でほんとのお別れですからね。


ホンダロゴの後ろの青牛群は北斎の神奈川沖浪裏に見えるのは僕だけでしょうか・・・・


F1に大波乱を起こして活躍して欲しいです♪

BSA B31クラッチ不具合修正、タイヤ交換

 BSA B31が再び入庫。またクラッチの調子がおかしく成ったとの事。
見てみるとクラッチが全く切れません。調整ネジをロックナットが掛からなく成る位捻じ込んでやっと切れます。


明らかにクラッチ側がおかしいのでプライマリーケース開けます。するとクラッチのアウターがぐらぐら動いてしまいます。


クラッチアウターを受けるベアリングが緩く成ったみてベアリングのローラー取り寄せ。古いローラーと比べると明らかにきついです。



ところがこれをミッションシャフトに組み込むとテーパー嵌合の部分がぴったりはまらずグラグラします。どうもキーで押されてシャフトのテーパーが歪んでるようです。
ここは交換せずに光明丹付けながら歪んでる部分をやすって修正。


ここのキー溝幅は何故かシャフト側が5mm、刺さる側が4mmです。キーもよれよれで怪しいので5mmのキーを取り寄せフライスで削ります。



右が付いてたよれよれなキー、完成品が左。


グラグラする原因が判らないので外したプライマリーケースの奥側を取り付け、クラッチ、プライマリードライブを取り付けます。

左側がクラッチ側に付いていた怪しいロックワッシャ。今回はこれが効かず緩んだのが原因かもしれません・・・・右側は今回取り寄せロックワッシャ。しかしなぜか内径きつくて修正が必要でした。


入って無かったドリブン側ロックワッシャともどもロック。



クラッチ組み込み、クラッチアウターのぐらぐら解消。


クラッチアジャスター調整がシビアです。締めすぎるとキック時に滑るし緩いとクラッチ握っても半クラ状態に成ってしまいます。何とか折り合いつけてクラッチは終了。

次にタイヤ交換。フェンダーが深いので出すのが大変そうです。取り出しを想定してメインスタンドを木の上に掛けて準備。
リアはスーパーカブやW1みたいにハブダンパーで分離でもないので、アクスルシャフト外して全て取り外すのかな。チェンカバーと右にマフラーあるので左のフェンダーステー外してホール取り外し作業開始。
するとアクスルシャフトは何故か左右分割。左のアクスルシャフトが外せないのでハブがスイングアームから出てきません。しばしパーツリスト眺めて考察。


もしや、スプロケットのナット外してスプロケットをスイングアームに残して外すのか???。やってみると何とか外れました。それもスプロケットが残ってるので右側からフェンダーステーも外さずに車を傾げて取り出し。


なんだ、チェンカバーも左フェンダーステーも外さずに取り出せたのね。ウインカーも外したおかげでウインカーのハーネス痛めて、これも手当てする羽目に・・・・

最後にハンドルグリップの交換と紛失されたファンネルのネットを茶こしで作成して完了。