2025年2月27日木曜日

CB/MB灯火器系

 走る,止まるは出来るように成ったので電気系。

灯火器はLEDにするので12V化は必須です。先ずはバッテリーホルダー作成。

コンパクトなハンドルスイッチですがクラッチレバーホルダーに干渉する所を削ってなるべく奥に、更にキルスイッチも装着。



配線を後ろまで回す線を減らすためにバーエンドウインカー/ミラーにします。車両最大幅に有れば後ろから見えるでしょ。ベスパなんてここですからね。で、こんなの左右セット品購入してありました。


入手したウインカーとミラーを加工して取り付け。(ミラーは右のみ)


光らせてみました。これなら後ろから見える?


ライトとテールランプも装着。ライトは点灯させてみます。ちょっとヤマハYZFっぽい場所ですね。



その他細かい部品取り付けの為の作業・・・・リアブレーキスイッチ。


メインキー、これはハンドル切るとキートップが干渉するので没。


作り直して他の電装品実装。



メインハーネスの着手前に配線の検討してたのですが、今載ってるエンジンはとりあえずのTL125エンジンです。良く良く調べたらポイント式のTL125はエキサイタコイルの付いたフライホイールマグネトー点火で、CB125JXは同じポイントでもインナーローター発電機でバッテリー点火と異なります。とりあえず走らせることを優先してTL125用の配線にしちゃいましょう。エンジン積みかえたときにインナーローター用に直すという事で・・・



セパレートハンドルが絞られてるため、ウインカーは正面から見ると投影面積が狭くレバーも有って見にくいですね。幸いヘッドライトに採用したランプが黄色にも光るので、制限抵抗220Ωでちょっと暗くしてウインカーとして動作させることにします。
配線でめんどくさいのはLEDランプ、ウインカーの線が細くてギボシ端子付けられません。良い物見つけました。これなら外す時もレバー捻るだけ。


配線終了しチェック。ここでは鳴らしませんでしたが、ホーンも鳴ります。点火はフラマグ用のイグニッションコイルに交換し、空キックでプラグに火が飛ぶのを確認。


あと少しです。充電系のチェック、キャブセッティングですかね。あ、今回キルスイッチの配線サボりました・・・・

2025年2月25日火曜日

CB/MB駆動系

 さて、ブレーキ系もエア抜きで動作するように成ったので駆動系に着手。415のドライブスプロケット付けようと合わせると・・・なんとフィキシングプレートと合わせてスプラインが合いません。どうも50cc系用のドライブスプロケットだった様です。428のスプロケットを薄くして415に対応させようかと思いましたが、415と428チェンはピッチは同じでもローラー径が異なるので断念・・・・

更にリアハブにスプロケット装着するとチェンラインが合ってない気がします。CB/MBとは呼んでますが現状は同じ系統エンジンでとりあえず動いてるTL125のエンジンが載ってます。このTL125とCB125JXのスプロケットオフセット違ったのかと測ってみるとやはり同じ。以前チェーンラインは問題無いと思ってたのが間違っていたようです。アルミのアングル材をリアスプロケット外側にクランプして測定してみます。428スプロケット一枚分の厚さ以上に違いますねぇ



RS125Rのリアスプロケットの構造はスプロケットにM10のヘキサボルトが留まり(#1)、この頭がハブダンパー(#5)でホイールに嵌ってます。これをベアリング付きのカラー(#3,#7,#22)で押さえてます。この構造を踏まえてリアスプロケットを外にオフセットしなくてはなりません。

作戦は現行のリアスプロケットと同じ形状でスペーサー作ってもらいます。428-38Tのブランクスプロケットを入手し、428のスプロケットは内径を#8と同径に穴を開け、取り付けナットがスイングアームに干渉しないよう取り付け部は薄くしてもらいます。これらを供締めしてハブに取り付けられるよう加工する作戦です。
この内容でやまが商店さんへ加工依頼。
同時にドライブスプロケットも17Tを発注。CB125JX(15-35)と比較するとちょっとハイギアードですが、フロントに大きなスプロケット入れないとアルミスイングアームが太いので干渉しそうで・・・

チェーンも発注します。
Lp=(N1+N2)/2+2Cp+{(N2-N1)/2π}^2/Cp
Lp :チェーン全長(ピッチ数)
N1:小スプロケット歯数
N2:大スプロケット歯数
Cp :両スプロケット軸間距離/チェーンピッチ
計算すると・・・・
Lp=(17+38)/2+2*525/12.7+{(38-17)/2π}^2/(525/12.7)≒114
今回は納期の関係で120リンクのOリング無しの幅が薄いチェン発注。

お願いしていたスペーサーとスプロケットが出来ました。カラーは手で入る程度の精度で。やまがさん有難うございます♪



これでも若干オフセットが足りないので、ドライブスプロケットもフィキシングボルトの間にワッシャ入れて奥に入れ込みます。


チェーンも114ピッチに切って装着。良い感じですが、ドライブスプロケットを奥に入れたのと歯数が大きいこともあってチェーンがクランクケースにちょっと干渉するので、ケースの当たる部分を若干削りました。これでチェーンラインが出ました。


やっとリアホイールが付いたのでリアブレーキのエア抜きが出来ます。フロント共に実施。
駆動系は完了です。

その後、CBR125R用415コンバートドライブスプロケットが売ってるのを発見。CBR125RとCB125JXのフィキシングプレートは共通です。415チェーンの方が格段に軽しNSF250Rでも使ってるのでトルク的にも問題ないでしょう、そのうちこれに交換しますわ。

テスター修理

 以前より液晶の表示が怪しく成って来たテスターですが、こんこん叩くと動いてたりしてました。この状態だとイライラするので、ハーネス作成の前に重い腰を上げて修理。

裏ブタ開けて基板を見ると、液晶のゼブラコネクタを固定している液晶の枠のカシメが緩く成ってました。カシメて電源入れると快調です♪



ケースに入れて終了。
テスター棒用とワニ口用と二種のケーブルを常備してます。



2025年2月21日金曜日

VCARB 02発表

 今年は各チーム合同の派手な新車発表でしたね。角田選手の乗る「ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラ1チーム」の車も発表されました。

今年度のカラーリングは2021年のレッドブルRB16Bの「ありがとう号」の様な白基調ですね。今年でほんとのお別れですからね。


ホンダロゴの後ろの青牛群は北斎の神奈川沖浪裏に見えるのは僕だけでしょうか・・・・


F1に大波乱を起こして活躍して欲しいです♪

BSA B31クラッチ不具合修正、タイヤ交換

 BSA B31が再び入庫。またクラッチの調子がおかしく成ったとの事。
見てみるとクラッチが全く切れません。調整ネジをロックナットが掛からなく成る位捻じ込んでやっと切れます。


明らかにクラッチ側がおかしいのでプライマリーケース開けます。するとクラッチのアウターがぐらぐら動いてしまいます。


クラッチアウターを受けるベアリングが緩く成ったみてベアリングのローラー取り寄せ。古いローラーと比べると明らかにきついです。



ところがこれをミッションシャフトに組み込むとテーパー嵌合の部分がぴったりはまらずグラグラします。どうもキーで押されてシャフトのテーパーが歪んでるようです。
ここは交換せずに光明丹付けながら歪んでる部分をやすって修正。


ここのキー溝幅は何故かシャフト側が5mm、刺さる側が4mmです。キーもよれよれで怪しいので5mmのキーを取り寄せフライスで削ります。



右が付いてたよれよれなキー、完成品が左。


グラグラする原因が判らないので外したプライマリーケースの奥側を取り付け、クラッチ、プライマリードライブを取り付けます。

左側がクラッチ側に付いていた怪しいロックワッシャ。今回はこれが効かず緩んだのが原因かもしれません・・・・右側は今回取り寄せロックワッシャ。しかしなぜか内径きつくて修正が必要でした。


入って無かったドリブン側ロックワッシャともどもロック。



クラッチ組み込み、クラッチアウターのぐらぐら解消。


クラッチアジャスター調整がシビアです。締めすぎるとキック時に滑るし緩いとクラッチ握っても半クラ状態に成ってしまいます。何とか折り合いつけてクラッチは終了。

次にタイヤ交換。フェンダーが深いので出すのが大変そうです。取り出しを想定してメインスタンドを木の上に掛けて準備。
リアはスーパーカブやW1みたいにハブダンパーで分離でもないので、アクスルシャフト外して全て取り外すのかな。チェンカバーと右にマフラーあるので左のフェンダーステー外してホール取り外し作業開始。
するとアクスルシャフトは何故か左右分割。左のアクスルシャフトが外せないのでハブがスイングアームから出てきません。しばしパーツリスト眺めて考察。


もしや、スプロケットのナット外してスプロケットをスイングアームに残して外すのか???。やってみると何とか外れました。それもスプロケットが残ってるので右側からフェンダーステーも外さずに車を傾げて取り出し。


なんだ、チェンカバーも左フェンダーステーも外さずに取り出せたのね。ウインカーも外したおかげでウインカーのハーネス痛めて、これも手当てする羽目に・・・・

最後にハンドルグリップの交換と紛失されたファンネルのネットを茶こしで作成して完了。



2025年2月17日月曜日

足車メンテナンス(備忘録)

 週末から今日まで暖かかったので足車メンテナンス。
先ずは土曜にインテグラのオイル交換とタイヤローテション。
タイヤ交換してから約3000kmですね。前側(写真右)がちょっとチビけてます。




次にバモスのオイル交換。オイル消費量が多いかもしれません。ヘッドカバーのオイルリーク直さなきゃ・・・・



両車ともオイル交換後洗車。雨がしばらく降っておらず、乾燥して埃が酷いです。


2025年2月4日火曜日

旋盤HASEGWA WHNのクラッチ調整

 ちょこっと旋盤で物を削ろうとして刃物を工作物に当てた所、その抵抗で主軸が止まってしまいました。この旋盤にはレバーを引くとモーターからの動力が繋がり、離すと主軸側にブレーキが掛る様に成っています。要はクラッチとブレーキが付いてるんですね。

バイクや古い自動車(僕が扱うような)にはクラッチ調整のネジとかあるので外から簡単に調整できるのだろうと色々見回してもそれらしきものは有りません。カバー類外しても判らず。ネット上で調べても情報にたどり着かず・・・

そこでLSDでご協力いただいた73senenさんに聞いたところ、早速来ていただきました。73sevenさんも見ないと判らないねーと二人で構造を見ていたところ、ワイヤブラシで磨くとクラッチの軸にネジが切ってあります。マイナスネジのロックナットを外してこれを回すとクラッチの当たり面がせり出します。



これを調整したところクラッチがちゃんとつながる様に成りました。
後はレバーの動き代が変ったので、ブレーキの当りを調整して終了。



ついでに色々機能を二人でチェックしたところ、ネジ切り機能はあるようだがギアを外してあり、それを入手出来れば機能も復活できそうです。

最後にカバー取り付けて終了です。

追記ここに分解した情報が若干。