2020年11月12日木曜日

犯人特定作業

 青白CB125Kのお客さんが調子が悪いとの事で、車両持ち込み。犯人特定の為、まずは状況を事情聴取。

以前うちでキャブを弄ってから調子が良かったのだけど、オーバーヒートしてエンジンが止まる。その時のプラグは白くなってはいない。現象は上り坂で出て、しばらく置くとエンジンが掛かる。

と、色々話を聞いてコックはどう成ってますかと尋ねると、パッキン類は全て自分で交換済み。だけどコックをオフにしてもガソリンが止まっていないようだ・・・・との事。

うーん、このオーナー体が大きな方で、上り坂ではアクセル全開だろうなぁ。その時コックから供給されるガソリンが少なくてガソリンが薄く成り、その後フロートのガソリンが無くなり止まってるのでは?ちょっと置いたらエンジンが掛かるのもこれなら納得できます。更にコックオフでガソリンが止まらないのも怪しいです。コックが犯人と疑って外してチェックしてみました。

オーナーのお話通りパッキン類は新品。しかしコックオンの通路が詰まってます。まずはこれを貫通させて、他の部分にパーツクリーナーを吹きかけ穴が通っているか確認していると・・・・おっと、変なところからパーツクリーナーが噴出してきます。底から覗くとなぜか向こうの光が漏れて見えます。


おそらくここにクラックが入っていて、洗浄時にそのクラック部分が脱落した様です。

判決。被告のコックはオンにした状態だと、通常ルートからガソリンが供給されず、クラックから漏れたガソリンでキャブに供給されて走れてたが、上り坂でアクセル全開が続くとガソリンが足らなくなり止まる・・・コックに有罪確定です。

この穴をアルミパテで埋めるかと考えていましたが、ダメもとで純正新品が出るか調べたところ・・・・出るじゃないですか。

そして新品部品到着。あれれ?ちょと違う・・・・



ガソリン出口が一個で、背が高い・・・・・ま、三つ又分岐と長いネジで対応出来ますね。そして、底の部分を比較。上が従来品、下が新品。



新品はちゃんとふさがってますね。横の出口通路の加工が有り、ここの部分の肉厚も薄いのかもしれません。

組み込んでそして試走。近所の馬駆の坂を全開で上がっても問題が有りませんでした。



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